日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

鉄道に思いを馳せて。いざ鉄博! 「鉄道博物館 Ⅱ」

埼玉県

に続き、「鉄道博物館」。
Ⅱでは客車を中心に紹介していく。

鉄道博物館11
こちらは「マイテ39形式」。
東京から下関の特急「富士」に使うため製造された、戦前の鉄道黄金時代の客車。

鉄道博物館12
外国人観光客を誘致するため、内装に桃山調の豪華な装飾が施されている。

鉄道博物館13
個人的に客車で感銘を受けたのがこちら「開拓使号客車」。
1880年(明治13年)に開業した北海道で最初の鉄道「幌内鉄道」で使われた、高官専用の特別客車である。

鉄道博物館14

鉄道博物館15
アメリカ貴族馬車のような紋様が大変オシャレ。
アメリカのハーラン・アンド・ホリングスワース(Harlan and Hollingsworth)社で製造されたものと聴くと合点がいく。

鉄道博物館16
細かな紋様は窓ガラスまで施されている。
さすがは高官専用。

鉄道博物館17
立ち入り禁止の内部も、これまたオシャレ。
ちなみにこの開拓使号客車は、1961年(昭和36年)に鉄道記念物に指定された。
指定された当時は、表面は暗灰色に変色し、描かれた紋様も定かでないという状態だったという。1966年(昭和41年)、愛知県の「明治村」に貸与される5号・6号御料車に続いて復元工事が施行されたそうだ。

鉄道博物館18
今までの客車に比べると、「何これ、しょぼ~」という声が聞こえて来そうなこちら。
「人車」といって、明治の終わりごろから大正にかけて使われた、人の力で押して走った鉄道である。
こちらは宮城県で実際に使われていたもので、鉄道黎明期の貴重な遺産である。

鉄道博物館19
山手線や中央線など、東京地区で活躍した初期の通勤電車「ナデ6110形式電車」。
国産最古のボギー台車式大型電車で、漆塗り木製車体という日本独特のものである。

鉄道博物館20
座席をロングシートにすることで定員92人まで確保。現行の都内通勤電車スタイルが既に完成しつつある。
それにしても、なんてロマンチックなんだ...。薄暗い空間に温かな照明、そして木製の部屋。
片手にバーボンでもあれば、我々が大好物のレトロモダンバーではないか。

さて次回からはお待ちかね。昭和30年代から、戦後の鉄道黄金期である昭和50年代に入っていく。
Ⅲへ→

鉄道に思いを馳せて。いざ鉄博! 「鉄道博物館 Ⅰ」

埼玉県

さいたま市大宮区にある「鉄道博物館」。
鉄ちゃんや子供達だけでなく、鉄道に思い出のある大人達も懐かしんだり楽しめる施設である。
さして鉄道に思い入れの無い我々も、新幹線やブルートレインに懐かしい思い出がある。
今回は、そんな鉄道の魅力にどっっっぷり浸ってみようと思う。

鉄道博物館01
2007年(平成19年)10月14日の鉄道の日に開館した「鉄道博物館」。
JR東日本が万世橋前の「交通博物館」を移転し、それに替わる施設として開館した。

鉄道博物館02
駅から博物館への通路にも、多方面で演出がなされている。
床タイルには鉄道にまつわる行き先別料金表が。

鉄道博物館03
記念撮影用のSLフェイスもある。

鉄道博物館04
細かな解説などは割愛し、1階・ヒストリーゾーンを中心にお届け。
この大人たちもワクワウさせるスケール!
鉄道創世期から現在までの各時代の鉄道車両の実物が8つのテーマごとに展示されている。

鉄道博物館05
まずは日本の鉄道の黎明期「明治期」。
最初に紹介したいのがこちら、「150号蒸気機関車(1号機関車)」。
貴重な車両が多く展示されている中でも、こちらは旧交通博物館でも展示されていた、国指定重要文化財のもの。

鉄道博物館06
表面がボコボコしていて何とも手作り感あふれる「走る黒い鉄」って感じ。
まさに最初期の機関車らしい味わいがある。

鉄道博物館07
続いて2と刻印された、7101号蒸気機関車「弁慶」。

鉄道博物館08
150号に比べ、デザイン的にも洗練された印象。

鉄道博物館09
よく見ると木製の部分も多い。これは時代を感じるなぁ。

鉄道博物館10
正面から見た図。
精悍な顔つきは、すでに完成されたデザイン。

蒸気機関車の大物を堪能したところで、続きはⅡへ→

エレガントなヴィンテージ喫茶 「喫茶店啓」

埼玉県

喫茶店啓01
富士ビル」を冒険後、鶴瀬駅周辺にて喫茶店を探していたが、なかなか見つからず。
やっと見つけたこちらは、レトロ喫茶の香りがプンプン。

喫茶店啓02
「喫茶店啓」は、メニューのサンプルから期待できる。

喫茶店啓03
手書きの看板にはコーヒーカップがデザインされ、味わいがある。

喫茶店啓04
何時のポスターだろう。
特に着物にアイスコーヒーの女の子が気になる。

喫茶店啓05
店内はヴィンテージ調のインテリアで、レンガとワインレッドの椅子が好感触。

喫茶店啓06
床は木製のヘリンボーン柄になっている。

喫茶店啓07
このライトのシェードも味わいがある。貝殻製かな?

喫茶店啓08
奥のパーティー席?一際ゴージャスな雰囲気の席もある。

ママさんによると、こちらの店は40年になるそう。
店内の雰囲気もいいし、なにせ寛げる。
まさに本来の喫茶店。探した甲斐があったってもんよ。

魅惑の中庭とそのビルの陰に 「富士ビル 後編」

埼玉県

鶴瀬駅周辺のメイン冒険地「富士ビル」。
前編に引き続き、後編はコア部分の2階へ。

富士ビル11
前回、2階のドアから覗いただけで、その不穏な空気を感じた我々。
ついに内部へと歩を進める。

富士ビル12
2階の中央部の吹き抜けに向うと、広がっていた光景は...

富士ビル13
何ともカオスでアジアンな中庭!
洗濯物や植木等、住人が共有部を自由に使い、生活感がプンプン。
一部では「小さな九龍城」とも称される独特の世界。

富士ビル14
別角度から。
各部屋が中央の共有部を向いているその姿は、中国の世界遺産・福建土楼を思い起こさせる。
とにかく、何か別世界に迷い込んだかのような錯覚を覚えるのだ。

富士ビル21
回廊になっている建物通路を、じっくり歩いてみる。

富士ビル16
やはり経年劣化は著しく、それが建物の妖しさを助長している。
ただ、こう見えて住人は結構いるらしく、各部屋から生活音が漏れ聞こえてくる。

富士ビル17
何だこの部屋は。「共同溶場」。
浴場ならまだ分かるが、この部屋で一体何を溶かしているというのだ...。

富士ビル18
3階から中庭を望む。

富士ビル19
2階と同じように、洗濯物が通路に干してある。
この手のビルはベランダが無いため、洗濯物はこちらに干す以外にないのだ。

富士ビル20
シリンダー錠で外の世界と遮断できる団地の生活とはまるで違う。
むしろかつての長屋の生活スタイルに近い。
こんな空間、そのまんま前時代の遺産として残しておけないだろうか。

このビルのある住所は、以前紹介した「鶴瀬駅前市場」共々、富士見市が掲げる土地区画整理事業になっている。
富士ビルはまさに風前の灯。この知られざる豪傑ビルに興味のある方は、早めの訪問をオススメする。

魅惑の中庭とそのビルの陰に 「富士ビル 前編」

埼玉県

前回の「鶴瀬駅前市場」の隣り。
鶴瀬駅のメイン冒険地は何を隠そうこっちである。

富士ビル01
こちら「富士ビル」。名前はおそらく住所の富士見市からとったと思われる。

富士ビル02
1964年(昭和39年)築と、古さでは当ブログで登場するビルの中では関脇クラスといったところか。
昭和のままな風景が、建物の古さを物語る。

富士ビル03
ビルの中に通路があり、かつては商店街が形成されていた模様。

富士ビル04
早速こちらの入口から潜入。

富士ビル05
入り口のビリビリに破れた緑の庇の下には、“いらっしやいませ”というこれまた昭和なフォントが隠れていた。

富士ビル06
中の通路に自転車が停めてあり、廃業した店舗がそのままの姿で残されている。

富士ビル07
細い通路は何とも一昔前の風景。
かつては駅からすぐの立地もあり、多くの人が行き交い賑わっていたというが...。

富士ビル08

富士ビル09
ビルの両端には階段があり、2階からの住居部分へ行けるようになっている。

富士ビル10
さて、2階の扉の向こう。何やら不穏な空気が迫っている。
ここからがこのビルの真骨頂だが、それは後編をお楽しみに。
後編へ→

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04 2017
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