日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

チョコミントのモダン校舎 「松山高等学校記念館」

埼玉県

埼玉県東松山市にある松山高等学校の敷地内に大正時代に建てられた木造のモダンな旧校舎がある。

松高記念館1
旧制松山中学校の校舎の一部を保存した「埼玉県立松山高等学校記念館」。通称・松高記念館。
大正12年に完成した木造2階建の様式建築。

松高記念館2
中央には車寄せがある。

松高記念館3
屋根には塔屋が備わっていて、ドーム屋根にペディメントの装飾が施されている。

松高記念館4
印象的なミントグリーンをベースにチョコレート色の屋根や枠・梁等。まるでチョコミントのカラーリングだ。

松高記念館5

松高記念館6
縦長の窓が板チョコに見えてくる。
チョコミントのイメージが一旦付いてしまったら...。

松高記念館7
後付であろう水道も、ミント色。

松高記念館8
日曜だったこの日は閉まっていたが、平日には記念館がオープンしていて内部も見学できるようだ。

校舎の一部と前述したのは、元々あった両翼が切断され、エントランスを中心とした現状の形が保存されているのだ。
解体の話が反対意見で覆って移転・改修となったそうで、学校のシンボル的な存在となっている。

狭山茶処の夢の国 「西武園ゆうえんち 後編」

埼玉県

前編に続き、狭山茶処の夢の国「西武園ゆうえんち」の紹介。

西武園ゆうえんち11
遊園地のマストアトラクション「メリーゴーランド」。

西武園ゆうえんち12
馬や馬車だけじゃなく、ライオンやダチョウ、カエルまでいるユニークな内容で、クオリティも良い。

西武園ゆうえんち13
こちらはリニューアルより前からある、通称空飛ぶブランコ、「ウェーブスウィンガー」。
個人的な話になるが、実は空飛ぶブランコデビューがここだった。

西武園ゆうえんち14
乗ると気持ちよいアトラクションだが、乗るまでは怖そうなイメージがあった。
それは一面に描かれた、ちょっと怖い絵のせいだったのかも知れない。

西武園ゆうえんち15
夏季以外の運営が課題のプール。
当遊園地の流れるプールは、営業期以外がフィッシングランドとなっていてニジマスなど渓流魚釣りができる。

西武園ゆうえんち16
かつては人工池だった中央部には、2004年にサンリオとの提携によるアトラクションゾーン「ハローキティ メルヘンタウン」がオープン。

西武園ゆうえんち17
ハローキティをはじめとするサンリオキャラクターを扱ったアトラクションエリアに変貌。

西武園ゆうえんち18
ここにはかつて、人気アトラクション「ウォーターシュート」があった。
ボートが池へと下っていき、着水する際船頭の兄ちゃんが大きくジャンプするのが見せ所だった。
もちろんたまには失敗し池へ落下する事も。YouTube等に当時の映像がアップされている。

西武園ゆうえんち19
最後に、メルヘンタウンで休憩中にこんなキャラに出会った。

西武園ゆうえんち20
その名も「ペンギンまん」である。シロの肉まんと、黒のごまあんがある。
おそらくオリジナルだが、なかなか奇抜で面白い。

狭山茶処の夢の国 「西武園ゆうえんち 前編」

埼玉県

さて、今年も日本全国冒険紀行では新たなシリーズ開始
それは全国の遊園地巡り。全国津々浦々の遊園地をめぐり、その栄枯衰退ぶりに触れてみようと思う。
長崎の「ハウステンボス」等、復活を果たした遊園地もあるが、現在でも真の意味で成功を収めていると言えるのはTDLやTDS、USJ等数える程度ではないだろうか。
特にバブル時代に開園した「~村」などは軒並み閉園し、廃墟遊園地として残っているものもある。
遊園地も世につれ。時代を映している冒険スポットなのである。

第一回に選んだのは埼玉県所沢市にある「西武園ゆうえんち」。
個人的にも、幼少期を東村山で過ごしていた事もあり、幾多の思い出がある遊園地である。
西武園ゆうえんち01
開業は1950年。西武鉄道が所有する、東京都民にもお馴染みの遊園地である。
1985年には、東京ディズニーランドへの対抗策としてほぼ全面的なリニューアルが行われている。

西武園ゆうえんち02
こちらは中央口ゲート。「西武遊園地駅」が最寄なのだが、現在こちらは封鎖中。
入り口へは電車を乗り換え、隣りの「遊園地西駅」まで行く必要がある。

西武園ゆうえんち03
それにしてもゲートが随分古くなっている。
このゲートが出来たばっかりの時も見ている身としては、余計に時の流れを感じる。

西武園ゆうえんち04
そしてこちらが西入口。入ると目の前はゲームコーナーのあるアーケード大通り。

西武園ゆうえんち05
ここには大通りが完成した当時からあると思しき遊具が沢山。

西武園ゆうえんち06
このロボには見覚えがあるぞ。たぶん俺、乗ってるなぁ。
何ともいえないレトロ感がステキ。

西武園ゆうえんち07
80年代丸出しのアイドルアニメ的な絵が書かれたゲーム。

西武園ゆうえんち08
こちらはアトラクションとしてはオーソドックスながら、中央のリアル路線な蛸キャラがインパクトのある「オクトパス」。
全面リニューアルの1985年に登場。

西武園ゆうえんち09
運行終了の情報もあったが、ゆうえんちHPによると“休止中”とある。
こちらは2008年、油圧ホースからオイル180リットルが漏れ出し大谷川と柳瀬川に流出するという事故が起きている。
この遊園地の代表的なアトラクションで、蛸デザインが個人的にも好きなので、復活を期待したい。

西武園ゆうえんち10
ここを代表するアトラクション?といえば、地味ながらこのパンダちゃんも。
当遊園地の中吊り広告でも登場したパンダの乗り物は、随分と年をとっていた。

続き→

ああ懐かしの名店街 「西所沢駅周辺」

埼玉県

西所沢駅周辺01
所沢駅の隣りにある「西所沢駅」。
当初は小手指駅として1915年(大正4年)に開業したが、約4か月半で現在の駅名に改称。2代目小手指駅は次の駅へ。

西所沢駅周辺02
駅舎は北側のみ。駅のホームからはほとんど住宅しか見えなかったが、改札を出ると店舗群あり。
すると早速現れたのが、こちら「やまぼし名店街」。

西所沢駅周辺03
何といっても気になるのが2階の「喫茶ニューポニー」である。
喫茶店というよりスナックみたいな佇まいだが、残念ながら営業しておらず。

西所沢駅周辺04

西所沢駅周辺05
訪れた時刻は15時くらいだったが、営業している店は無かった。
準備している様子も見られたので、夜には何軒か営業するんじゃないかな?

西所沢駅周辺06
街にはバラック建て等、古そうな店舗が点在し、高層ビルやマンションなどは見当たらない。

西所沢駅周辺07
一昔前はどこもこんな街並だったんじゃないかな...ってな感じの街並である。

西所沢駅周辺08
あ、またもや名店街を発見。
「マルタカ名店街」は、不敵にもロゴマークが高島屋のそれに酷似している。

西所沢駅周辺09
こちらの名店街も「やまぼし名店街」同様、営業している店は無かった。
こっちも夜になると営業するのだろうか。

西所沢駅周辺10
ちょっと前までは、隣りの所沢駅周辺にもまだこんな名店街が複数あった。ほんの10年前くらいまで。
しかし所沢駅周辺はタワーマンションが雨後のタケノコのように生まれ、こんな一昔前の風景は浄化されてしまった。
隣り合う町が、まったく時代の違う町のようになっているのである。

鉄道に思いを馳せて。いざ鉄博! 「鉄道博物館 Ⅳ」

埼玉県

と続けてきた「鉄道博物館」も今回Ⅳで最終。
まずは昭和40年代から。

鉄道博物館31
この頃から、特急網が全国に広がっていく。
「クハ481形式電車」は、四国を除く全国の電化区間で使用された交流・直流両用特急電車の先頭車。
1965年(昭和40年)製造のもの。

鉄道博物館32
こちらクハ481に続く「モハ484形式電車」の車内。
我々が思い浮かべるスタンダードな特急列車の車内だが、どこか懐かしさ漂う。

鉄道博物館33
続いて、褪せたような小豆色が渋い「クモハ455形式電車」。
こちらも1965年(昭和40年)製造。

鉄道博物館34
こちらは真っ赤なボディの「ED75形式電気機関車」。
東北地方などで使用された。

鉄道博物館35
紺色ボディーの精悍な「EF66形式電気機関車」。
国鉄最大の出力を誇った、高速貨物列車用直流電気機関車。

鉄道博物館36
あ、これは記憶にも新しい「クモハ101形式電車」。
国鉄初の新性能電車。首都圏・関西圏の通勤路線で使用。行き先の三鷹の文字まで懐かしい。

鉄道博物館37
そうそう、車内もこんなでした。
寒い日には風がピュ―ピュ―入ってきたような思い出が。

鉄道博物館38
そしてお待ちかね!黄金時代の代表といえば、この団子鼻の新幹線。
こちらは東北・上越新幹線用に製造された「222形式新幹線電車」。

鉄道博物館39
今回は写真枚数の都合で1台しか載せてないけど、0系や運転席に乗れる物なども有り。

鉄道博物館40
ヒストリーゾーンを抜けて外へ出ると、弁当も食べれる電車が設置されている。
車窓からは通過する様々な現役列車が見え、やはり鉄道ファンの心を捉えている。

こうして色んな時代の鉄道を改めて見てみたが、やっぱり昭和30年~高度経済成長期あたりの昭和のカラフルポップなデザインが好きだなぁ。以前のどっかの記事でも述べたように、野球のユニフォームしかり、自動車しかり、戦隊ヒーローしかり。
シンプルはいい事だけど、現代のシンプルは何かつまらない方向に行ってるものが多いよな。鉄道を通して、デザイン面での温故知新。

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