日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

魅惑の中庭とそのビルの陰に 「富士ビル 後編」

埼玉県

鶴瀬駅周辺のメイン冒険地「富士ビル」。
前編に引き続き、後編はコア部分の2階へ。

富士ビル11
前回、2階のドアから覗いただけで、その不穏な空気を感じた我々。
ついに内部へと歩を進める。

富士ビル12
2階の中央部の吹き抜けに向うと、広がっていた光景は...

富士ビル13
何ともカオスでアジアンな中庭!
洗濯物や植木等、住人が共有部を自由に使い、生活感がプンプン。
一部では「小さな九龍城」とも称される独特の世界。

富士ビル14
別角度から。
各部屋が中央の共有部を向いているその姿は、中国の世界遺産・福建土楼を思い起こさせる。
とにかく、何か別世界に迷い込んだかのような錯覚を覚えるのだ。

富士ビル21
回廊になっている建物通路を、じっくり歩いてみる。

富士ビル16
やはり経年劣化は著しく、それが建物の妖しさを助長している。
ただ、こう見えて住人は結構いるらしく、各部屋から生活音が漏れ聞こえてくる。

富士ビル17
何だこの部屋は。「共同溶場」。
浴場ならまだ分かるが、この部屋で一体何を溶かしているというのだ...。

富士ビル18
3階から中庭を望む。

富士ビル19
2階と同じように、洗濯物が通路に干してある。
この手のビルはベランダが無いため、洗濯物はこちらに干す以外にないのだ。

富士ビル20
シリンダー錠で外の世界と遮断できる団地の生活とはまるで違う。
むしろかつての長屋の生活スタイルに近い。
こんな空間、そのまんま前時代の遺産として残しておけないだろうか。

このビルのある住所は、以前紹介した「鶴瀬駅前市場」共々、富士見市が掲げる土地区画整理事業になっている。
富士ビルはまさに風前の灯。この知られざる豪傑ビルに興味のある方は、早めの訪問をオススメする。
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