日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

ノアの箱舟・全国版 「明治村 Ⅵ」

愛知県

さて、前回に続き明治村の5丁目。
今回はいよいよ我々にとってのメインディッシュへ!

明治村52
そう、こちら「帝国ホテル中央玄関」である。関東大震災と同年の1923年竣工の、フランク・ロイド・ライトの代表的作品。
皇居を正面にして建てられた帝国ホテルは総面積34,000㎡余の大建築。玄関部分だけとはいえ、明治村最大の建物。
中心軸上に玄関、大食堂、劇場などの公共部分が列ねられ、左右に客室棟が配されていた。

明治村53
この中央玄関は建物の特色をよく遺している。

明治村54
軒や手摺の白い大谷石の帯が水平線を強調し、またその帯が奥へ幾段にも重なっている。
また大谷石には幾何学模様の彫刻を施してある。
外観を見ただけでも、内部空間の複雑さに期待が高まる。

明治村55
中央の入口からはいると、メインロビーへの赤い階段。

明治村56
そしてこちらが、絢爛豪華にして独特のオーラを放つメインロビーである。
メインロビー中央には三階までの吹き抜きがある。

明治村57
彫刻された大谷石、透しテラコッタによってバラエティーに富んだ装飾が施されている。
こちらは「光の籠柱」と呼ばれる照明を兼ねた彫刻柱。

明治村58
よく見ると金色のタイルが随所に使われていて、光の角度でキラキラと光り輝く。

明治村59
中央玄関内の全ての空間は吹き抜きの廻りに展開し、個々の空間は、床の高さ、天井の高さがそれぞれ異なっている。
各空間へ視界が開けるたびにドラマチックなのだ。
さすが空間の魔術師といわれるフランク・ロイド・ライト。

明治村60
何か古代の遺跡のようなこの雰囲気。実に神秘的である。
この大空間の中を光が上下左右に錯綜し、廻りの彫刻に微妙な陰影を与え、ロビーの雰囲気を盛りあげている。

さて、次回が明治村最終回。帝国ホテルから戻る際に見た建物を紹介。
ノッてない方、もうちょっとお付き合いしてね(笑)
続き→
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Comments

本当に凄い
古代ローマ遺跡そのものではないでしょうか。
それにしても、正面のエントランス部分のみ残していると聞いていたのですが、当時の写真の姿そのまま残して
くれているんですね~驚きです。
その奥はどれだけの規模だったか。
残したかった建物を建て替えざる得なくなった時、
本当に辛い決断だったのでしょうね。
この施設の主役級の主役。
見に行きたくなりました。
またお邪魔します、kshun10さん。
Re: 本当に凄い
凄いですよね~ここ。
ライトの建築にも興味津々なんですが、昨今クラシックホテルにも興味が出てまして。
その二つを満たして尚、あまりある満足度でした。
とにかく装飾から雰囲気まで、ホテルとしての魅力たっぷりでした。







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