日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

ノアの箱舟・全国版 「明治村 Ⅰ」

愛知県

愛知県犬山市にある野外博物館「明治村」。明治時代の建造物等の歴史的資料が集められた見どころたっぷりの博物館。
昭和15年に鹿鳴館が取り壊された際、当時の新聞に「明治の愛惜」と題する分を寄せ明治建築の保存と活用を訴えた人物がいた。それが明治村初代館長・谷口吉郎氏。あの「帝国劇場」や「ホテルオークラ東京」の本館メインロビーの設計者としても有名な昭和期の建築家である。

明治村01
そんな志のもと多数の人々の支持を受け、戦後の高度成長期に再開発などで取り壊しの運命にあった貴重な建物を集め、保存展示する野外博物館「明治村」が創設された。
建物たちにとっては、まさにノアの箱舟といえる。

それでは、いざ明治の豪傑たちに会いにGO!

明治村02
まず入口から導かれるようにして出会ったこの建物。
こちら「三重県尋常師範学校」は、1888年(明治21年)に建てられた。

明治村03
特徴ある中央玄関部分は、玄関に4本の円柱を立ててアーケードにしていて、アーチには草花モチーフの縁飾りが施されている。

明治村04
そして、あら可愛らしい。...人じゃないよ、建物ね。
こちらは赤坂離宮正門両脇に、警護のため設けられていた「赤坂離宮正門哨舎」。
白い壁面に銅板葺の丸屋根の、女子ウケしそうなキュートさ。1908年(明治41年)築。

明治村05
いかにも豪傑なこちらの建物は、国の重要文化財の指定を受けている「西郷從道邸」。
明治10年代に東京上目黒に建てられたという。

明治村06
現在も目黒には「西郷山公園」があり、かつて西郷隆盛の実弟・西郷従道が兄隆盛の再起を願って購入した土地だった。結局は西南戦争により隆盛が他界したため、その地を従道自身が利用することにして、和風の本館とこの洋館を接客の場として設けた。
バルコニー周り等、凝った細かい装飾が目を見張る。

明治村07

明治村08
内装も洋風で統一され、接客の場ということで調度品も豪華。

明治村09
また、2階への廻り階段も評価が高い。
流れるような美しい曲線で、昇り降りも楽なよう考えられている。

明治村10
明治時代の建物は、その歴史も味わい深い。
染み込んだような時の息吹をじっくり味わいながら楽しみたい。

さて、次回は丘の上の、あの遥かなる教会へ。
続き→
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Comments


ほんとですよね~明治時代の建物は何か建てた人の意志みたいなものが伝わってきて、心を動かされますよね。
明治村、私も行ってみたくなりました。
旧帝国ホテルの遺構が残されてますしね。
こんにちは、kshun10さん、またお邪魔します。
Re: タイトルなし
kozoh55さん、こんにちは。
そうですね。建物に「最高の物を造ってやる!」っていう信念みたいなものを感じますよね。
帝国ホテルも、もちろんこの後やりますよ~。







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