日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

浪漫漂うクラシックホテル 「旧三笠ホテル Ⅱ」

長野県

前回に続き「旧三笠ホテル」。今回はホテルの顔、ロビーへと向かう。

三笠ホテル11
ホテル建物は廃業の時点で浴室など、火災等でかなり消失部分がある。それでも竣工当初の建物のおよそ50%が現存していて、1980年(昭和55年)に「旧三笠ホテル」として国の重要文化財に指定されている。

三笠ホテル12
整備されないままの階段も残っていた。さすがに危険で立入禁止。
段が小さく急な階段だが、カラーリングや雷紋を施す等洋風モダンテイスト。

三笠ホテル13
そしていよいよロビーである。
ロビーは建築当初食堂だったが、間もなくロビーに変えられたそうだ。保存修理に伴い元の状態に戻された。

三笠ホテル14
食堂は、当時では珍しい電灯によるシャンデリア。

三笠ホテル15
何ともオシャレな初期軽井沢彫のテーブルセット。
小ぶりで形が可愛らしく、これは古さを感じさせないデザインだ。

三笠ホテル16
こちらはカウチと呼ばれる寝椅子。
まさに貴婦人に似合う、上流階級色プンプンなインテリアである。

三笠ホテル17
カーテンボックスにはオリジナルの立派なエンブレムが付いている。

三笠ホテル18
こちらはキーボックス。
洋式ホテルなので13号室が無く、逆に4号室・9号室はある。

三笠ホテル19
上流階級の紳士淑女が社交を楽しむ姿が目に浮かぶ、絵に描いたような優雅な空間。
アニメ映画「風立ちぬ」に出てくる軽井沢のホテルを髣髴させる。
「唯一度だけ(Das gibt's nur einmal)」を皆で合唱する印象的なシーン、あれここがモデルだったりして。

三笠ホテル20
2階への階段。
金を釉薬としたガラスライトが美しい。

我々が克目するのが、その和洋折衷具合だ。
当時それほど西洋建築を目にしていなかった造り手たちが、資料などを基に工夫とアイデアで頑張って西洋風に仕上げる。
だからこそ西洋風ホテルなのに、やはり和なのである。これが興味深い。

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