日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

90年活躍した煉瓦水門 「甚左衛門堰」

埼玉県

甚左衛門堰1
「甚左衛門堰(じんざえもんせき)」は、1894年(明治27年)から1983年(昭和58年)まで、約90年間にわたり使用された二連アーチ型煉瓦造水門である。

甚左衛門堰2
煉瓦の積み方は段ごとに長平面と小口面が交互に積まれた「オランダ積(もしくはイギリス積)」と呼ばれる技法。
古いタイプの横黒煉瓦というものを使用しており、この種の煉瓦を使った最後期を代表する遺構。

甚左衛門堰3
ありがたいことに、水門の上を歩けるようになっている。

甚左衛門堰4
これにより、水門の細かいディテールやギミックをじっくり観察できるのである。

甚左衛門堰5
長い役割を終え錆びきった金具、木陰で苔むしている水門の姿。
グッとくるではないか。

甚左衛門堰6
デザイン的に優れているだけでなく建設当初の姿を保っていて、農業土木技術史・窯業技術史上でも貴重な建造物である。

同時期に造られた似たデザインに、松戸の「めがね橋」こと「小山樋門」がある。
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Comments


自然あふれる良いところですね☆
水が綺麗だったらさらに良さそうですが、
ザリガニとかタニシがいそうな感じですねww

Re: タイトルなし
ザリガニ、タニシ。この響きは今でもちょっとワクワクします。
昔は「蛇が出るから入るな」って立て看板のある場所でよく採れたので、行ってましたね。
採ったやつは、たいていは数日で死んじゃってクッサ~くなっちゃってましたけど。

素晴らしいですねえ~
機能美と、煉瓦の色、そして自然に溶け込もうとする姿、
大正時代になるとコンクリート中心になりますから
おっしゃる通り最後の姿なんでしょうね。
自分も蒲田の六郷土手の水門に惚れたものでして、
シリーズで歩いてみたくなりました。
貴重な情報感謝いたします。またお邪魔します。
Re: タイトルなし
こんにちは!なるほど、水門シリーズいいですね!
朽ちかけた煉瓦は何故こうも美しいのでしょうか。今後もいろんな場所を見てみたいものです。







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