日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

クラス感漂う名門リゾートホテル 「川奈ホテル 後編」

静岡県

川奈ホテル01
前編に続き、優雅な昭和を漂わせる「川奈ホテル」。

川奈ホテル11
談話室や読書室などゆったりとしたパブリックスペース。

川奈ホテル12
こちらに置かれているのは、なんと囲碁。
いや~優雅ですなぁ。

川奈ホテル13
カーペットや照明など、レトロでアンティークなインテリアも見どころ。

川奈ホテル14
特に照明は創業当時からの物が多く、これだけを見て歩いても楽しい。

川奈ホテル15

川奈ホテル16
階段は外観の南国リゾート風の雰囲気に合ったもの。

川奈ホテル17
レトロで可愛らしいディレクトリー。
特にフォントの手書感が味わい深い。

川奈ホテル18
最後に紹介するのはサンパーラー。
こちらはガラス張りで、背面にあるゴルフコースのクラブハウスを兼ねるという仕掛け。

川奈ホテル19
抜けるような青い空、そして青い海。まぶしいまでの芝生の青。
窓からの遮るものの無い美しい風景は、こりゃも素晴らしい。

川奈ホテル20
この川奈ホテル、ホテル前に伊豆急行線の駅を作る提案を受けた事があったそう。
その際「当ホテルはリゾートホテルの趣旨を理解された、それなりのステータスのお客様を対象としており、それらの方々は自家用車で来られるわけであるから電車で来場する一般客を対象としているわけではなく、そのために騒がしくなることはホテルの趣旨に反する」と断った逸話がある。この話が川奈ホテルをよく顕していると思う。
現在もホテル前には駅はなく、細い道路で来場するしかなく、周囲とは隔絶された特別なホテルというイメージを守っているのである。
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クラス感漂う名門リゾートホテル 「川奈ホテル 前編」

静岡県

さて、久しぶりにクラシックホテルシリーズ。
今回は、静岡県伊東市川奈にあるリゾートホテル「川奈ホテル」。

川奈ホテル01
大倉財閥の別荘として建設され、まずゴルフ場が開業、1936年(昭和11年)にホテルが完成した。
広大な敷地を有し、本格ゴルフコースを併設する稀有なクラシックホテル。

川奈ホテル02
設計は大正・昭和期に活躍した建築家・高橋貞太郎。「前田侯爵邸」など豪華な邸宅建築のほか、「学士会館」や「上高地ホテル」などでも知られる。
外観は白い壁面にスペイン瓦を使って、南国調の雰囲気。

川奈ホテル03
車寄せの柱にはスクラッチタイルに、貴族調のランプ。

川奈ホテル04
こちらが当ホテルのロゴマーク。
名門ゴルフコースを所有するだけあって、ゴルフクラブがデザインされている。

川奈ホテル05
シンプルな中に風格漂う玄関。

川奈ホテル06
リゾート風な外観に対し、内装はシックな邸宅風。
少し暗いが、これも演出である。

川奈ホテル07
暖炉のあるメインロビーは高級な素材を惜しげもなく使い、貴族の邸宅の応接間のような佇まい。
内観のモダンの粋を集めたような空間だ。

川奈ホテル08
創業当時から使われている大きな暖炉。
大理石のマントルピースの上には川奈ホテルのエンブレム。

川奈ホテル09
暖炉は今も現役。
大理石は国会議事堂を手がけた職人によるものだそう。

川奈ホテル10
ここに流れているのは、優雅な昭和の時間。
贅を尽くした空間は、時を経ても色褪せていない。
続き→

シャレ者どもが夢の跡 「岐阜繊維問屋街 Ⅲ」

岐阜県

に続き、東海地方のディープタウン「岐阜繊維問屋街」の冒険。

岐阜繊維問屋街21
上から見た繊維問屋街。
高層ビルやホテルに囲まれて、問屋街のエリアだけ時代が浮いているのが分かる。

岐阜繊維問屋街22
お、4丁目までかと思ったら5丁目の通りを発見。

岐阜繊維問屋街23
しかしここは通行止めに。
崩落の危険でもあるのだろうか。

岐阜繊維問屋街24
そして圧巻の建物を発見。
「問屋町中央ビル」というこちら、今まで見たアーケード問屋街の建物裏側にあたる。問屋街は主に背中合わせに建っているので、裏側が剥き出しになっているのはここだけかもしれない。

岐阜繊維問屋街25

岐阜繊維問屋街26
間の通り道を入ると、中からアーケードエリアに繋がる。

岐阜繊維問屋街27
一見、いくつものビルが並んでいるようだが、実は一つのビル。
裏側から見るその姿は、まるで古い砦のようだ。

岐阜繊維問屋街28
通用口の上にあるこれは一体なんだろう。

岐阜繊維問屋街29
繊維問屋街ならではの物なのだろうか。
ちょっとよく見えない。

岐阜繊維問屋街30
上の方はどうやら住居のようだ。
今も尚、生活している様子がある。

何ともディープで、隔世的で、そして儚げな「岐阜繊維問屋街」。
ここが夢の跡になってしまうのは、おそらくそう遠くは無い。

シャレ者どもが夢の跡 「岐阜繊維問屋街 Ⅱ」

岐阜県

前回に引き続き、「岐阜繊維問屋街」の冒険。

岐阜繊維問屋街11
長らく規模の大きな繊維問屋街が町を支えて来たが、近年は安い輸入品の台頭や、名古屋や東京への流通の集中などで衰退し、再開発に迫られてきている。

岐阜繊維問屋街12

岐阜繊維問屋街13
問屋街は、駅側から4丁目、3丁目、2丁目、そして1丁目とエリア分けされている。
そしてさらに通りごとに名前が付けられていたり。一つの街を形成している。

岐阜繊維問屋街14
1丁目から先は、通常のビジネス街の様相。
かつてはもっと広範囲だったが、現在はここまでとなった。

岐阜繊維問屋街15
まずは端から端までを歩いてみたので、続いて細かな萌えポイントを捜し歩いてみる。

岐阜繊維問屋街16
2丁目エリアのアーケード入り口。

岐阜繊維問屋街17
「レインボー通り」と書かれた入り口は、フォントもベリーナイス。
もしやカラーリングまでレインボーだったのか。錆の下に微妙なカラー違いが垣間見える。

岐阜繊維問屋街18
続いて3丁目入り口を入る。

岐阜繊維問屋街19
天井を見上げると、これまた魅力的な世界が。

岐阜繊維問屋街20
ポツポツ喫茶店があるが、どれも営業はしていない様子。
それにしてもオシャレフォントのレベルが高いな。さすがかつてのファッションタウン。

続き→

シャレ者どもが夢の跡 「岐阜繊維問屋街 Ⅰ」

岐阜県

前回の「岐阜駅周辺」の北口編で紹介したが、繊維街は街にまだまだ残っている。
今回は、東海地方のディープタウン「岐阜繊維問屋街」の冒険。

岐阜繊維問屋街01
かつては広大な敷地を誇ったという問屋街。今でも街のあちこちで繊維問屋が見られるが、中でも固まって残っている一角がある。

岐阜繊維問屋街02
岐阜駅方面から、気になる入口が口を開けている。

岐阜繊維問屋街03
大きく“中問屋町”と書かれた、アーケード付きの入り口。

岐阜繊維問屋街04
こちらが岐阜「繊維問屋街」。
戦争で焼け野原となった国鉄岐阜駅前(現・JR岐阜駅)に、北満州からの引き揚げた人々が中心となってバラック小屋を作り、古着や軍服などの衣料を集めて売り始めたそうで。
やがて一帯はハルピン街と呼ばれるようになり、岐阜問屋街の始まりとなった。

岐阜繊維問屋街05

岐阜繊維問屋街06
現役の店舗もたくさんあるのだが、やはりシャッターが目立つ。

岐阜繊維問屋街07
岐阜のターミナル駅の駅前にも関わらず、大規模に闇市的な街並みが残っているとは驚きだ。

岐阜繊維問屋街08
しかし、このエリアは“都市再生緊急整備地域”に指定され現在再開発が進んでいる。
こんな濃密な雰囲気が味わえなくなるのは寂しいが、それならせめてその姿、しっかり目に焼き付けておこうではないか。

岐阜繊維問屋街09
エリアの入り口あたりの好立地の店舗も、自転車置き場と成り果てていた。

岐阜繊維問屋街10
ファッションタウンの名も、この姿を見ると隔世の感を禁じ得ない。

続き→

繊維問屋街が支えた街 「岐阜駅周辺 南口側」

岐阜県

前回の北口側に続き、岐阜駅周辺の冒険。
岐阜駅周辺04
老朽化した「繊維問屋街」が広がる北口側だったが、

岐阜駅周辺11
駅南口側に広がっていたのは、古ぼけた風俗街だった。

岐阜駅周辺12
しかもちょっと渋めの印象で、風俗街特有のギラギラした感じがない。

岐阜駅周辺14
渋いなぁ。「バースディ」のフォントといい、カラーリングといい。
建物もなぜか和テイスト。こちらは遊郭みたいなコンセプトなんだろうか。

岐阜駅周辺15
かと思えば、安っぽいヨーロッパテイストも。

岐阜駅周辺16
よく見ると、コンセプトは店によってバラバラ。
共通しているのは、建物の老朽化している点か。

岐阜駅周辺17
細い路地も怪しさいっぱい。

岐阜駅周辺18
風俗街を抜けると、レトロがそこかしこに残る街並。
こちらは看板こそ新しくなってるものの、昭和の香り。

岐阜駅周辺19
こちらは随分古そうな建物。
こう見えて「サカエパン」という地元で人気のパン屋です。

さて次回より、岐阜の一番の見どころ。
繊維問屋街」の冒険。

繊維街が支えた街 「岐阜駅周辺 北口側」

岐阜県

今回訪れたのは岐阜駅。個人的には初の岐阜県上陸です。
岐阜駅周辺01
近年北口は大規模な駅前再開発が行われていて、駅の改札口のある2階部分からペデストリアンデッキで接続され、駅とバス停との一体化を図っている。

岐阜駅周辺02
その駅前広場に登場したのは、黄金の信長像。

岐阜駅周辺03
一瞬、カメハメハ大王像かと思った。
岐阜市はかつて、織田信長の城下町として栄えていた。

岐阜駅周辺04
駅前ロータリーを抜けると、道を挟んで向こう側に古ぼけたビル群が並んでいる。

岐阜駅周辺05
一応店舗なのだが、見るからに商売っ気を感じない。
そもそも建物も、街並自体も老朽化している印象だ。

岐阜駅周辺06
この辺りはかつて「繊維問屋街」として有名で、現在ももちろん継続しているのだが、お世辞にも活気があるとはいえない。

岐阜駅周辺07
そもそも駅前だというのに人通りが少ない。
岐阜県の県庁所在地である岐阜市の中心駅なんですが。

岐阜駅周辺08
渋い「日の丸タクシー」のビルの向こうは、前述の「繊維問屋街」の中心地。
ここは凄かったので、後にじっくり紹介する。

後編は南口へ。
南口駅前は、打って変わってまさかの~
南口側へ→

おどろおどろし白昼夢 「まぼろし博覧会 Ⅳ」

静岡県

と続けてきた「まぼろし博覧会」も、今回が最終回。
皆さん、気を確かに!!光は見えてきたぞ!

まぼろし博覧会30
こちら「悪酔い横丁」。
ここでは終始ドラッキーな世界の釣瓶打ち。

まぼろし博覧会31
ここはもうゴミ屋敷の一歩手前。

まぼろし博覧会32
どこから集めて来たんだろう。
廃墟に不法進入してるような、あのドキドキ感。

まぼろし博覧会33
さあ、一部の人が待っていたエロのエリアへ。

まぼろし博覧会34
陽気に晒されている女体の数々。

まぼろし博覧会35
何でも閉館した秘宝館などから集めて展示しているという。
当館に拾われなければ、まさに幻となっていたご婦人方なのである。

まぼろし博覧会36
もう頭クラックラしてきて、コメントが無くなっちゃいます。

まぼろし博覧会37
この辺りになると、冒険メンバーのテンションがガタ落ち。
何というか、サイコサスペンス映画なんかに登場するサイコパスの脳内を、ひたすら彷徨わされるのごとく。

まぼろし博覧会38
言ってしまえば悪趣味の極み。こんな異空間が伊豆に存在していたとは。

まぼろし博覧会39
メンバーの一人は、この白いエリアが怖かったと語っていた。
それはサイコサスペンス映画等で見られる、サイコパスの世界。

まぼろし博覧会40
あぁ、早く脱出しなければ!!
脳が真っ黒になってしまうぞ!!!

作り手の不思議な妄想、そしてカオスな世界観。その脳内をひたすら彷徨うかのような「まぼろし博覧会」。
広い敷地で繰り広げられるそれは、まさにアート。夏の暑さもあって、まるでエナジーを吸い取られるような感覚だった。

寝苦しい夏の昼日中、うたた寝の最中に不可思議な悪夢に魘されるような。そんな感覚を味わうには、夏に訪れてみるのもオススメ!

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