日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

レトロ建築探訪・伊勢編

三重県

せっかく伊勢に行ったのだから、お伊勢参りと「麻吉旅館」だけではもったいない。
道すがらの伊勢のレトロ建築を紹介しよう。

伊勢レトロ建築01
風変わりなルックスの木造三層楼「山田館」。
創業はおよそ100年前といわれ、外宮参道のシンボル的な役割。

伊勢レトロ建築02
「御福餅本家本店」。御福餅の歴史は江戸時代創業以来270年以上にわたるという。
伊勢伝統の建築様式で、2棟並んでいる。

伊勢レトロ建築03
こちらは1993年(平成5年)に開業した「おかげ横丁」。

伊勢レトロ建築04

伊勢レトロ建築05
江戸から明治期にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現され、伊勢の魅力を分かりやすく伝えている。

伊勢レトロ建築06

伊勢レトロ建築07
建物は新しいものも多いが、これもまたレトロ建築紹介といえる。

伊勢レトロ建築08
建物と背景の山々。煙や靄。
旅情を感じますなぁ。

伊勢レトロ建築09
伊勢の有名店、「赤福本店」を訪れた頃は日が暮れていた。
建物は明治以来130年余り受け継がれている。金色の赤福という二文字が夜になっても眩しい。

伊勢レトロ建築10
夜の伊勢もいいなぁ。
出来れば現役時代の古市の遊郭も見てみたかった。
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素晴らしきかな懸造り 「麻吉旅館」

三重県

―妓楼には小糠の雨がよく似合う―
これはかの有名な明治の歌人の...ウソです、俺の作品です(笑)
哀愁漂う遊郭跡の街に、灰色の空とジメジメとした陰鬱な空気が絶妙にマッチするので、傘を差して遊郭跡を廻るのが気持ちよかったりする。

麻吉旅館01
三重県伊勢市にある古市(ふるいち)は、江戸時代、遊郭の場所として栄えた一大歓楽街で、遊女は1000人を超えたという。
今回紹介するこちらは遊郭ではないのだが、当時の雰囲気を物語る唯一の建物「麻吉旅館」である。

麻吉旅館02
創業200年を超える、今で言うところの料理旅館。現役です。

麻吉旅館03
麻吉は懸造り(かけづくり)といって、傾斜が急な丘陵の上に階段状に建てられた木造6階建て。
ここが素晴らしいのは、建物全体が残っているところだ。

麻吉旅館04

麻吉旅館05
下り坂の脇から見える情緒溢れる風景が続く。

麻吉旅館06
渡り廊下。

麻吉旅館07
振り返ると、味わい深い木造建築が上まで続いている。

麻吉旅館08

麻吉旅館09
急勾配に両側から風情溢れる建物が迫る。
このヴィジュアルが素晴らしい。

麻吉旅館10
さて、素晴らしき懸造りの坂道はここまで。
建物全体が残っているってのが重要ですな。

エレガントなヴィンテージ喫茶 「喫茶店啓」

埼玉県

喫茶店啓01
富士ビル」を冒険後、鶴瀬駅周辺にて喫茶店を探していたが、なかなか見つからず。
やっと見つけたこちらは、レトロ喫茶の香りがプンプン。

喫茶店啓02
「喫茶店啓」は、メニューのサンプルから期待できる。

喫茶店啓03
手書きの看板にはコーヒーカップがデザインされ、味わいがある。

喫茶店啓04
何時のポスターだろう。
特に着物にアイスコーヒーの女の子が気になる。

喫茶店啓05
店内はヴィンテージ調のインテリアで、レンガとワインレッドの椅子が好感触。

喫茶店啓06
床は木製のヘリンボーン柄になっている。

喫茶店啓07
このライトのシェードも味わいがある。貝殻製かな?

喫茶店啓08
奥のパーティー席?一際ゴージャスな雰囲気の席もある。

ママさんによると、こちらの店は40年になるそう。
店内の雰囲気もいいし、なにせ寛げる。
まさに本来の喫茶店。探した甲斐があったってもんよ。

魅惑の中庭とそのビルの陰に 「富士ビル 後編」

埼玉県

鶴瀬駅周辺のメイン冒険地「富士ビル」。
前編に引き続き、後編はコア部分の2階へ。

富士ビル11
前回、2階のドアから覗いただけで、その不穏な空気を感じた我々。
ついに内部へと歩を進める。

富士ビル12
2階の中央部の吹き抜けに向うと、広がっていた光景は...

富士ビル13
何ともカオスでアジアンな中庭!
洗濯物や植木等、住人が共有部を自由に使い、生活感がプンプン。
一部では「小さな九龍城」とも称される独特の世界。

富士ビル14
別角度から。
各部屋が中央の共有部を向いているその姿は、中国の世界遺産・福建土楼を思い起こさせる。
とにかく、何か別世界に迷い込んだかのような錯覚を覚えるのだ。

富士ビル21
回廊になっている建物通路を、じっくり歩いてみる。

富士ビル16
やはり経年劣化は著しく、それが建物の妖しさを助長している。
ただ、こう見えて住人は結構いるらしく、各部屋から生活音が漏れ聞こえてくる。

富士ビル17
何だこの部屋は。「共同溶場」。
浴場ならまだ分かるが、この部屋で一体何を溶かしているというのだ...。

富士ビル18
3階から中庭を望む。

富士ビル19
2階と同じように、洗濯物が通路に干してある。
この手のビルはベランダが無いため、洗濯物はこちらに干す以外にないのだ。

富士ビル20
シリンダー錠で外の世界と遮断できる団地の生活とはまるで違う。
むしろかつての長屋の生活スタイルに近い。
こんな空間、そのまんま前時代の遺産として残しておけないだろうか。

このビルのある住所は、以前紹介した「鶴瀬駅前市場」共々、富士見市が掲げる土地区画整理事業になっている。
富士ビルはまさに風前の灯。この知られざる豪傑ビルに興味のある方は、早めの訪問をオススメする。

魅惑の中庭とそのビルの陰に 「富士ビル 前編」

埼玉県

前回の「鶴瀬駅前市場」の隣り。
鶴瀬駅のメイン冒険地は何を隠そうこっちである。

富士ビル01
こちら「富士ビル」。名前はおそらく住所の富士見市からとったと思われる。

富士ビル02
1964年(昭和39年)築と、古さでは当ブログで登場するビルの中では関脇クラスといったところか。
昭和のままな風景が、建物の古さを物語る。

富士ビル03
ビルの中に通路があり、かつては商店街が形成されていた模様。

富士ビル04
早速こちらの入口から潜入。

富士ビル05
入り口のビリビリに破れた緑の庇の下には、“いらっしやいませ”というこれまた昭和なフォントが隠れていた。

富士ビル06
中の通路に自転車が停めてあり、廃業した店舗がそのままの姿で残されている。

富士ビル07
細い通路は何とも一昔前の風景。
かつては駅からすぐの立地もあり、多くの人が行き交い賑わっていたというが...。

富士ビル08

富士ビル09
ビルの両端には階段があり、2階からの住居部分へ行けるようになっている。

富士ビル10
さて、2階の扉の向こう。何やら不穏な空気が迫っている。
ここからがこのビルの真骨頂だが、それは後編をお楽しみに。
後編へ→

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