日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

日本全国冒険紀行 2015年総括

未分類

今年、日本全国版で取れ高の多かったジャンルと言えば、闇市由来商店街だろう。
様々な場所で偶然のように発見したものや、わざわざそこへ行くためだけに遠くまで冒険に訪れた事もあった。

浜マーケット14
まずは横浜の根岸にある「浜マーケット」。
長さも比較的あって、しっかりと別世界を形成している。

溝の口駅西口商店街07
続いて「溝の口駅西口商店街」。
駅前ながらどっこい残っている。

小向マーケット03
川崎の「小向マーケット」も良かった。
はためく万国旗が、過去の東京オリンピックの時代へとタイムスリップしたかのような錯覚に。

戦後の物が無かった時代に、当時の人が集まって非公認で商売していた闇市。みんな生きるために必死だった。そんな時代の物が商店街として今でも機能してるってんだから、やっぱり貴重だよね。
しかしである。我々は大好物なんだけど、ストレートな意味で成功している商店街は数少ない。もう少し残る事ができれば、きっと世間にも貴重なものとして認知され、もっと大事にされる日がくるんじゃないかなぁ、と期待している。
頑張れ!闇市商店街!

明治村27
そして記憶に新しい愛知県の「明治村」。
俺の明治時代好きがモロに出てしまったカタチだが、きっと建物好き・レトロ好きの皆さんなら分かってくれるはず(笑)

明治村52
明治時代に思いを馳せるタイムスリップという意味では、冒険といえるんではないでしょうか...と勝手に納得。
特にこの「帝国ホテル中央玄関」はずっと行きたかった場所だったので、念願かなった年となった。

ちなみに名古屋は、もちろん明治村だけじゃない。
年が明けたら大物建築を紹介予定なので、お楽しみに!
それでは皆さん、良いお年を!
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宿場町の薫る県庁所在地 「浦和駅周辺 後編」

埼玉県

前編に続き、「浦和駅周辺」。
後編では、街に点在する宿場町の名残を紹介。

浦和駅周辺11
道すがら発見した謎のオブジェ。
俺にはどうしても突き刺したタバコに見えてしまうが、果たして何のモチーフなんでしょ。

浦和駅周辺12
浦和駅西口から数分歩いたところ、間口の小さな入口から妖しい香りが。

浦和駅周辺13
こちら「ナカギンザセブン」は、やはり戦後の闇市に由来するとのこと。
闇市由来の商店街にしては比較的キレイで歩きやすい。

浦和駅周辺14
あら、これまた昭和がプンプン香る「いこい食堂」。
こんな感じの店舗も点在している。

浦和駅周辺15
こちらの大きな建物は「埼玉県立浦和図書館」。
現在は建物の老朽化など諸事情により閉館しているが、映画ロケ地として「北のカナリアたち」等に使用されたそう。

浦和駅周辺16
さて浦和といえば、江戸時代には中山道の宿場町である「浦和宿」として発達していった都市。

浦和駅周辺17

浦和駅周辺18
旧中山道沿いに駅から少し離れると、そんな名残の建物が見られる。

浦和駅周辺19
戦前の木造商家が、きっとここにズラリと並んでいたんだろうな。

浦和駅周辺20
そこを抜けると、今度は昭和っぽい建物が並んでいる。

この先にあるのは、狛犬ならぬ狛ウサギで有名な「調神社」である。

宿場町の薫る県庁所在地 「浦和駅周辺 前編」

埼玉県

都内に住んでいる人にはあまり知られていないが、浦和は埼玉県の県庁所在地。
かつては浦和市として存在していたが、平成13年に大宮市・与野市と合併してさいたま市となっている。

浦和駅周辺01
駅前で目立つのはサッカー関連のもの。
かつての浦和市が浦和レッズの本拠地となっていただけに、浦和地区はサッカー色が強い。

浦和駅周辺02

浦和駅周辺03
駅西側は埼玉県やさいたま市の行政機関が集中している。
そんな西側の目抜き通りには古くからの商店が点在している。

浦和駅周辺04
こちらは「鈴木写真館」。

浦和駅周辺05
レトロな装飾が目を引く木造二階建ての建物は、1917年(大正6年)に建てられたもの。

浦和駅周辺06
主要政党の埼玉県支部も、このエリアに集まっている。
民主党、公明党、向こうに見えるは自民党。与野党がこんなに至近に並んでるんだね。

浦和駅周辺07
キュートなカラーリングが目を引く「来集軒」。
純喫茶のような佇まいだが、ラーメン店とのこと。

浦和駅周辺08
お、我々の好きそうな店もあるぞ。
かなり年季の入った下着・靴下専門店の「フランス屋」。

浦和駅周辺09
店頭には昔懐かしい衣服や肌着と共に、手書きのメッセージがピラピラと風で靡いている。

浦和駅周辺10
おっと、店内から女がこちらを睨み付けてるぞ!
安心してください。あれマネキンですよ。

前編は宿場町の名残が出てこなかったが、そのあたりは後編で。
続き→

お菓子とコーヒーと昭和 「喫茶 ボンボン本店」

愛知県

純喫茶好きならご存知かもしれないが、名古屋は喫茶店のメッカ。さらに愛知県は喫茶店のモーニング発祥地ともいわれている。
せっかく名古屋に来たんだから、1軒くらい純喫茶に行っとかなきゃ!

喫茶ボンボン泉本店01
そんなわけで我々が選んだのがこちら。
東区泉にある「喫茶 ボンボン本店」である。

喫茶ボンボン泉本店02
看板がまた昭和萌え~。

喫茶ボンボン泉本店03
1949年(昭和24年)の創業というボンボン。
入り口には木製の婦人像が出迎えてくれる。

喫茶ボンボン泉本店04

喫茶ボンボン泉本店05
ほの暗い店内には小さいテレビ、赤いソファー。
リアルな昭和感が漂う、魅力的な空間が広がっている。

喫茶ボンボン泉本店06
洋菓子の店でもあるボンボンには、コーヒー以外にデザートメニューが豊富。

喫茶ボンボン泉本店07
我々はこちらのご当地グルメという、小倉&黒みつきな粉のクリームトーストをオーダー。

喫茶ボンボン泉本店08
コーヒーはオリジナルのカップで。

喫茶ボンボン泉本店09
小倉&黒みつきな粉のクリームトーストはボリュームたっぷり。
こりゃコーヒーとも合ういいメニューだ。

喫茶ボンボン泉本店10
さすが喫茶店のメッカ・名古屋。老舗の純喫茶は期待通りの名店だった。
ちなみにこちらの建物には「喫茶ボンボン」の他に「ロイヤルボンボン」と、系列の中華料理店「天津楼 大江店」も入っている。

ノアの箱舟・全国版 「明治村 Ⅶ」

愛知県

から前回まで続いた明治村も、いよいよ今回で最終回。
最後も建物界の豪傑達を紹介。

明治村61
まずは東京都千代田区にあった、1911年(明治44年)竣工の「内閣文庫」。
太政官文庫という名で開設された明治政府の中央図書館である。

明治村62
本格的なルネッサンス様式のデザインで、明治のレンガ・石造建築の教科書的作品といわれている。
特に正面中央には高さ7m余の4本の円柱、2本の隅角柱、巨大なぺディメン。その姿はまるで古代ギリシャの神殿建築だ。

明治村63
続いて、明治村にあるもう一つの名作教会「聖ザビエル天主堂」。
京都市にあった、1890年(明治23年)にフランス人神父の監督の下に、本国から取り寄せた設計原案に基づき日本人の手で造られた。

明治村64
日本に渡来しキリスト教の伝道に努めた聖フランシスコ・ザビエルを記念して建てられた教会。
基本構造はレンガ造と木造との併用。

明治村65
長崎の「大浦天主堂」のように、漢字で書かれた「天主堂」が味わい深い。
その下の大きな薔薇窓は直径3.6mを超える。

明治村66
外周の壁をレンガ造で築かれているが、内部の柱や小屋組等を木造で組み上げて漆喰を塗って仕上げている。

明治村67
内部を彩る美しいステンドグラス。幻想的な雰囲気を盛り上げてくれる。

明治村68
最後に紹介するのは重要文化財になっている「呉服座」。“くれはざ”と読む。
江戸時代以来の伝統建築の名残を留める芝居小屋で、元は大阪府池田市・戎神社の近くにあり「戎座」と呼ばれていたが、1892年(明治25年)同じ池田市の西本町猪名川の川岸に移され、名称も「呉服座」と改められた。

明治村69
客席は「平場」と呼ばれ、桝席に区切られている中央の低い部分と、棧敷と呼ばれる廻りの部分からなる。

明治村70
地方巡業の歌舞伎をはじめ、壮士芝居、落語、浪曲、漫才等様々なものが演じられた。
当時の大衆の遊び場、社交場だった芝居小屋の雰囲気をよく留めている。

明治時代に建てられた建築界の豪傑たちに会える「明治村」。
東京都小金井市にある「江戸東京たてもの園」の、まさに全国版。しかも明治時代ときたもんだから、すんげぇわな!
建築好きなら、豪傑建物を見るたびに「これは、よくぞ遺してくれた!!」と感動する事間違いなし!なのである。

ノアの箱舟・全国版 「明治村 Ⅵ」

愛知県

さて、前回に続き明治村の5丁目。
今回はいよいよ我々にとってのメインディッシュへ!

明治村52
そう、こちら「帝国ホテル中央玄関」である。関東大震災と同年の1923年竣工の、フランク・ロイド・ライトの代表的作品。
皇居を正面にして建てられた帝国ホテルは総面積34,000㎡余の大建築。玄関部分だけとはいえ、明治村最大の建物。
中心軸上に玄関、大食堂、劇場などの公共部分が列ねられ、左右に客室棟が配されていた。

明治村53
この中央玄関は建物の特色をよく遺している。

明治村54
軒や手摺の白い大谷石の帯が水平線を強調し、またその帯が奥へ幾段にも重なっている。
また大谷石には幾何学模様の彫刻を施してある。
外観を見ただけでも、内部空間の複雑さに期待が高まる。

明治村55
中央の入口からはいると、メインロビーへの赤い階段。

明治村56
そしてこちらが、絢爛豪華にして独特のオーラを放つメインロビーである。
メインロビー中央には三階までの吹き抜きがある。

明治村57
彫刻された大谷石、透しテラコッタによってバラエティーに富んだ装飾が施されている。
こちらは「光の籠柱」と呼ばれる照明を兼ねた彫刻柱。

明治村58
よく見ると金色のタイルが随所に使われていて、光の角度でキラキラと光り輝く。

明治村59
中央玄関内の全ての空間は吹き抜きの廻りに展開し、個々の空間は、床の高さ、天井の高さがそれぞれ異なっている。
各空間へ視界が開けるたびにドラマチックなのだ。
さすが空間の魔術師といわれるフランク・ロイド・ライト。

明治村60
何か古代の遺跡のようなこの雰囲気。実に神秘的である。
この大空間の中を光が上下左右に錯綜し、廻りの彫刻に微妙な陰影を与え、ロビーの雰囲気を盛りあげている。

さて、次回が明治村最終回。帝国ホテルから戻る際に見た建物を紹介。
ノッてない方、もうちょっとお付き合いしてね(笑)
続き→

ノアの箱舟・全国版 「明治村 Ⅴ」

愛知県

前回に続き、今回の明治村は、はやる気持ちを抑えきれず我々のメインディッシュ「帝国ホテル中央玄関」がある5丁目へ。
でも帝国ホテルより前にまだまだ見どころありました。

明治村41
池と建物が集まるエリアの入り口のような場所にある「金沢監獄正門」。
1907年(明治40年)石川県金沢市に建てられた金沢監獄の正門。

明治村42
レンガ造に石の帯状装飾を入れる当時流行の洋風建築。
左右に二階建の看視塔を建て、窓も小さくして鉄格子を入れている。監獄らしい閉鎖的で厳めしいが、美しさも感じさせる立派な門である。

明治村43
ジェイル系の建物が続き、こちらは「前橋監獄雑居房」。
太く堅い栗材を密に並べ鳥籠状に囲ってある。

明治村44
房廻りの構造は江戸時代以来の日本の牢屋の形式をそのまま伝えている。

明治村45
とかく不衛生になりがちな監獄だが、こちらは風通しが大変良く、その面での心配は少ない。
ただ、想像するに冬は寒いし夏は暑くて蚊とか蠅とか大変そう。ま、監獄だからね。

明治村46
これも凄い。「金沢監獄中央看守所・監房」。

明治村47
かつては八角形の中央看守所を中心に、舎房が放射状に第一~第五舎房と名付けられ配されていた。
看守所上部にあるのは見張り櫓。

明治村48
現在は第五舎房の一部だけが遺されているだけだが、当時の洋式監獄の形を十分にうかがうことができる。

ジェイル系の建物は移築された物なので、さすがに“怨念”とか“瘴気”みたいなものは感じない。
良くも悪くも博物館の展示物となっているので、建築物としての見どころに注目すべし。

明治村49
こちら「川崎銀行本店」は、かつて東京都中央区日本橋にあった建物の一部。
竣工は1927年(昭和2年)。ルネッサンス様式を基調としており、当時の銀行・会社の本店建築の中でも本格的銀行建築。

明治村50
日本橋のシンボルとして永く人々に親しまれてきたが、昭和61年ビル立て替えのため惜しくも取り壊され、正面左側角の外壁部分がこちらに移築保存されている。
ここでは展望台として上る事もできる。

さて、次回はいよいよメインディッシュ、
「帝国ホテル中央玄関」へ!

ノアの箱舟・全国版 「明治村 Ⅳ」

愛知県

に続き、明治村の第4弾。
今回は村の乗り物も登場。

明治村31
こちらは現在明治村50周年記念として特別展示してある「名電1号型」。
明治40年まで名古屋電気鉄道で使用し、その後札幌の市電として親しまれてきた木造の電車。

明治村32
1世紀ぶりに名古屋に里帰りした、唯一現存する貴重な車両。
外観のみならず、内部も公開されている。

明治村33
こういう部分、好きな人はたまらないんだろうな。

明治村34
3丁目は長くなりそうなので数軒割愛し、こちら重要文化財の「品川燈台」を紹介。
品川沖の第ニ台場の西端に建てられ、1870年(明治3年)に点燈された燈台。

明治村35
現存最古の洋式燈台として貴重な遺構。
フランス人技師らによる設計で、避雷針先端までの高さは約9mある。

明治村36
明治村の中には、様々な乗り物に実際乗って移動できたりする。
「京都市電」もその中の一つ。

明治村37
日本国内では1895年(明治28年)に開業した京都市電が最初。
明治村の車両は明治43年から44年にかけて製造された大型の車両。

明治村38
運転手、車掌も明治っぽいレトロな制服姿で、とても雰囲気に合っている。
ガタンゴトンが心地よく響く電車で、のんびりと移動。急いだってしゃーないわな。

明治村39
見えてきたのは、トルコのモスクを思わせるような変わった形状の建物。
こちら三重県伊勢市の「伊勢神宮」外宮前にあった「宇治山田郵便局舎」も、重要文化財に登録されている。
木造平家建銅板葺で、中央には円錐ドームの屋根、正面の左右には小ドームの載る角塔。非常に面白い造りだ。

明治村40
内部は円形の「公衆溜」と呼ばれたホールがあり、その周囲にはカウンターが廻らされている。
こちらでは実際に郵便・貯金業務を行なっている。実際ここからハガキを出せちゃったりするんだからステキ。

まだまだ続きますよ~明治村!
続き→

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