日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

レトロな庶民派レストラン 「レストランぷらむ」

神奈川県 > 横浜市

レストランぷらむ1
横浜の相生町3丁目に佇む、見るからに古いレストラン。

レストランぷらむ2
こちら「レストランぷらむ」。もともと赤だったと思われる庇が色褪せ、ちょうど店名のプラムの色になっている(笑)。

レストランぷらむ3
店頭にあるショーケースには、昔は料理のサンプルが置かれていたのであろう。
現在はメニューが貼られ、なぜか人形が置かれている。

レストランぷらむ4

レストランぷらむ5
店内も、期待通り何とも懐かしい雰囲気。
ランチタイムメニューとして、メンチカツ、チキンカツ、ポークカツ、ビーフクリームコロッケがあり、ライスと味噌汁付き。

レストランぷらむ6
中でもチキンカツのセットはデカくてボリューム満点だった。
食いしん坊なあなたにオススメ!

店頭にも「おいしくて安い当店自家製造品」と書かれていたが、レトロな雰囲気が好きな人にはストライクな店じゃないかな?俺も近くに住んでたり働いてたら通っちゃうかも。
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サスペンスがいっぱい 「横浜税関」

神奈川県 > 横浜市

「神奈川県庁本庁舎」(キングの塔)、「横浜開港記念会館」(ジャックの塔)とともに「横浜三塔」のひとつに数えられる“クイーンの塔”こと「横浜税関」。

横浜税関01
1934年(昭和9年)竣工。
現在の本関庁舎は4代目で、2003年に保存改修工事された。

横浜税関02
クイーンとはよく言ったもので、キングやジャックに比べるとなるほど女性的でエレガントな佇まい。

横浜税関03
シンボルである緑青色のドームは、まるでモガが被っていた“お釜帽”。

横浜税関04
そして、こちらの大きな見どころは2007年にリニューアルオープンした資料展示室「クイーンのひろば」。日祝日も開館とは嬉しい。ちなみにチラリと見えるゆるキャラは、税関イメージキャラクター・カスタム君。

横浜税関05
特に税関と密輸業者の闘いの垣間見れる密輸特集は、サスペンス感満点!

横浜税関06
まずは有名ブランドのニセモノがズラリ。

横浜税関07

横浜税関08
缶ビールの中に隠された大麻樹脂と、その手口。
他にも拳銃や実弾などの密輸手口も紹介されている。

横浜税関09

横浜税関10
そしてワシントン条約違反となる、毛皮や剥製などなど。

まさかエレガントな外観のクイーンの塔の中が、こんなスリリングな資料展示室だったとは!サスペンスがいっぱい!

ビギニング・オブ・ハンバーガー 「ボンネット」

静岡県

ボンネット01
今回は「熱海市赤線跡」の程近く、銀座町にある老舗喫茶「ボンネット」の紹介。

ボンネット02
昭和27年、熱海の中心・銀座にオープンしたこちら。
ちなみに店名のボンネットとは車のボンネットではなく、ロゴマークにもあるように頭頂から後ろにかけて深くかぶる婦人帽のこと。

ボンネット03
店内は、都内の純喫茶でも見られるようなレトロでラグジュアリーナ雰囲気。

ボンネット04
ゴージャス感のあるフロアランプもいい感じ。

ボンネット05
珍しいのは中央に置かれた店名入りのオリジナルショーケース。

ボンネット06
洋風な雰囲気のくせに、飾られているのが和風なのがまたいい。

ボンネット07
奥の鏡が店を広く感じさせる。
華やかだった時代そのままの雰囲気で、フロアランプが薄暗い店内をロマンチックに灯している。

ボンネット08
実は、この店のメインはコーヒーではなく、サンドウィッチやハンバーガー。

ボンネット09
特にハンバーガーは、戦後まもなく米軍のキャンプに出入りしていたマスターが味を覚えて日本風にアレンジ、日本で馴染みの無かった「ハンバーガー」をメインに店をオープンさせたそう。

ボンネット10
これが当時の人々を驚かせ、半世紀以上経った今も変わらず親しまれている「ハンバーガー」。これがウマイ!懐かしい味ってだけじゃなく、素朴でくどくなくて、小ぶりのウマいハンバーガー。500円なり。

ハンバーガーが馴染みの無い時代...。それは我々世代には想像もつかないが、当初は奇妙がられたそう。でもやっぱりウマいものは話題になるもんで、熱海に訪れた歌手やタレント、三島由紀夫をはじめ文豪も、数多くの著名人が訪れるようになったという。
奥座敷・熱海で生まれたオリジナルハンバーガー。「ボンネット」はタダ者じゃなかった。

華やかだった熱海の名残 「熱海市赤線跡 後編」

静岡県

熱海市中央町には、熱海にかつて形成されていた赤線の跡が多く残っている。
前編に引き続き、散策。

熱海赤線跡11
こちら「熱海第一交通 中央営業所」。これも元は遊郭建築と見ていいだろう。

熱海赤線跡12
塔状の部分、2階部分の装飾が目を引く。

熱海赤線跡13
スナックなどが入る雑居ビル。真ん中の看板「スナックちょん」が気になる。
ちょんの間のちょんなのか、それとも半島系である事を示しているのか。

熱海赤線跡14
古い街並がそのまま残っていて、どうやら民家になっている建物も多い。

熱海赤線跡15
遊郭の風情を残しつつ、生活感が漂っている。

熱海赤線跡18

熱海赤線跡19
こんな感じの、レトロな建物好きなら思わず反応してしまうような建物が多く見られる。

熱海赤線跡20
最後はこちら、フランス料理レストラン「マシュミエール」とその並び。
歓楽街特有のバラック並びで、怪しげな雰囲気に魅力がある。

華やかだった熱海の名残 「熱海市赤線跡 前編」

静岡県

熱海の温泉起源は約1250年前。徳川家康が湯治に訪れた記録もあり、江戸城に熱海の温泉を運ばせたという話も残っている。
かつては新婚旅行地のメッカとして沸いた熱海だが、中央町を中心に大規模な赤線地帯があり、高度経済成長期あたりからはストリップ劇場や風俗店が急増。家族連れの客が離れていった過去がある。歓楽街のいかがわしいイメージが熱海に強く残っているのも事実である。
現在は温泉ブームに乗って客足は回復傾向の様子。

熱海赤線跡01
熱海市中央町の方へ向かうと、熱海にかつて形成されていた赤線の跡が多く残っている。

熱海赤線跡02
そんなわけで熱海の赤線の名残を探しに訪れた我々だが、中央町に入ると遊郭建築を色濃く残す凄い建物がいきなり現れた。

熱海赤線跡03
現在は「スナック亜」という店として使われているが、明らかに元遊郭である。
角にRが付けられ、波線状の縁取りも見られる。

熱海赤線跡04
入り口上の蔦の葉のレリーフと、「つたや」と書かれていた跡が確認できる。

熱海赤線跡05
その並びの建物も、何の店舗か分からない変わったレトロ建築が。同じ頃の建物と見ていいだろう。

熱海赤線跡06
こちらの建物も、遊郭建築だろう。角にRが付けられ2階から上はピンク色の壁面。

熱海赤線跡07
それ以外にもダイナミックな鷹のレリーフなど、かなり凝った装飾が見られ独特の風情がある。

熱海赤線跡08
古そうな雑居ビルの1階に入っているのはパブスナック「スーパーマン」。

熱海赤線跡09
呑み屋や理容店が並ぶ生活感溢れる通り。

熱海赤線跡10
ここもよく見るとブルーとピンクのタイルに彩られた壁面。
タオルや布団が干してあって、赤線だった当時の再現がなされている...わけではない。

続き→

瑠璃色の幻想喫茶 「喫茶ソワレ」

京都府

喫茶ソワレ01
京都・四条の高瀬川沿い。ここに佇むモダンな洋館。
喫茶ソワレ02
こちらは「喫茶ソワレ」。
店名から庇、さらには店内に見える明かりまでブルー。

喫茶ソワレ03
個性的な純喫茶のオーラがプンプンする。

喫茶ソワレ04
窓から見えた通り、店内はブル-の照明が幻想的に灯っていて、白熱灯の明かりがところどころに浮かんでいる。

喫茶ソワレ05
2階席は天井が高く、広い空間。見上げるとヴィーナスが見つめていた。

喫茶ソワレ06
壁には、先代のオーナーが収集したという東郷青児の絵が飾られている。

喫茶ソワレ07
窓からは自然光が差し込み、ブルーと相まって独特の雰囲気。

喫茶ソワレ08

喫茶ソワレ09
店内には、葡萄や向日葵の彫刻がいたるところに施されている。
こちらは日展の審査員を務めていた池野禎春という人の作品だそうだ。

喫茶ソワレ10
日の光が差し込む日中もいいが、夜は夜でまた違った幻想空間が広がりそうである。

進化した伝統建築と妖怪 「本願寺伝道院」

京都府

西本願寺の御影堂門から伸びる正面通り。
本願寺伝道院01
ここは仏具屋が建ち並ぶまことに風情ある建物だが、その奥にドームのあるレンガ造りの建物が見える。

本願寺伝道院02
こちらが京都市の指定有形文化財にもなっている「本願寺伝道院」。
1895年(明治28年)竣工。設計は「築地本願寺」でも知られる我らの伊東忠太。

本願寺伝道院03
当初は「本館」のほか「付属室」、「倉庫」の2棟、「物置、人力車置場、便所」、「屋根付伝ひ廊下」が建っていたそうだが、現在残るのは「本館」のみ。

本願寺伝道院04
伊東忠太は明治41年、日本建築もこれからは石材・鉄によらねばならず、しかもその建築様式は欧化でも和洋折衷でもなく、木造の伝統を進化させることにより生み出さなければいけない、という「建築進化論」を提唱し、日本の建築界に大きな影響を与えた。(案内板より)

本願寺伝道院05
この建物も「建築進化論」の考え方を明確に表現した作品で、外観は古典様式基づくものの、開口部まわりや軒まわり、塔屋の形態等、日本の伝統的な様式が用いられている。

本願寺伝道院06
さてさて、伊東忠太作品のお楽しみ。妖怪コーナーに参りましょ。今回もたくさん!

本願寺伝道院07
狛犬のかわりにこちら、歯をむき出してるトコがいいね。

本願寺伝道院09
象?

本願寺伝道院10
龍?

なんともユーモラスな妖怪たちだが、風雨に晒され劣化も見られる。
ちょっと軟らかい石なのかな。なんとか保存してもらいたいね。

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