日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

朽ち果てた海上都市 「軍艦島 上陸編」

長崎県

軍艦島は長崎市にある島で、正確には端島(はしま)という。
かつては海底炭鉱としてにぎわったが、閉山とともに島民が島を離れたため、1974年より無人島となり廃墟化しているが、近年は産業遺産としても注目されていた。2009年からは観光客が上陸・見学できるようになったとあって、我々も是非訪れてみたかった。
前回に続き軍艦島の冒険。今回は上陸編。

軍艦島11
長崎湾の向こう、蜃気楼の中にあった軍艦島。
ついに、我々は「ドルフィン桟橋」より足を踏み入れる。

軍艦島12
その姿は、まるでコンクリートの要塞のよう。
軍艦島に降り立つと、感慨深いものがあった。いつの間にか言葉少なになる。

軍艦島13
こちらの支柱は、貯炭場にあったベルトコンベアーの跡。
当時、集められた石炭はベルトコンベアーで船に運ばれていた。

軍艦島14
その支柱の向こうに端島小中学校のあった70号棟が見える。

軍艦島15

軍艦島16
複数の廃墟と、緑、そして青空。美しい...。

軍艦島17
このあたりは炭鉱関連施設の廃墟だ。

軍艦島18
赤い煉瓦は島の中核であった総合事務所の跡。印象的な造りはヨーロッパあたりの遺跡のよう。
ここには鉱員のための共同浴場があった。浴場はいつも真っ黒だったそうだ。

軍艦島19
こちらは当時の三菱事務所、会議室跡。
階段は今にも崩れてしまいそう。

軍艦島20
黒っぽい建物が1916年(大正5年)に建設された日本初の鉄筋コンクリート造アパートである30号棟。
「ロ」の字型をしていて、中央が光を取り込む為に正方形の吹き抜けになっている。波や風のはげしく当たる場所に立つ為に考えられた構造だ。

高層アパートの中には売店や保育園、警察派出所、郵便局、パチンコ屋などが地下や屋上に設けられたものがいくつかあった。また、各棟をつなぐ複雑な廊下は通路としても使われ「雨でも傘を差さずに島内を歩ける」と言われたという。

いやはや、この廃墟美は筆舌に尽くし難い。
いつかは島の全部が見れるようになってくれればと切に願う。
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朽ち果てた海上都市 「軍艦島 外周編」

長崎県

今回は軍艦島の冒険。フォトジェニックな美しい廃墟なので、外周編と上陸編の今回は2回に分けてレポート。

軍艦島は長崎市にある島で、正確には端島(はしま)という。
近代化遺産として、また大正から昭和に至る集合住宅の遺構としても注目されている。廃墟ブームの一環でもしばしば話題に上る。
かつては海底炭鉱としてにぎわったが、閉山とともに島民が島を離れたため、1974年より無人島となり廃墟化しているが、近年は産業遺産としても注目されていた。そして2009年からは観光客が上陸・見学できるようになったとあって、我々も是非訪れてみたかった。
島へのアクセスは島民の居住当時から現在に至るまで船のみである。

軍艦島01
軍艦島が見えてきた。こうして見るとやはり軍艦さながらだ。
廃墟となったアパート等が立ち並ぶコンクリートの島。

軍艦島02
ちなみに軍艦島の呼称だが、日本海軍戦艦「土佐」に似ているとして「軍艦島」と呼ばれ始めた。周囲1.2kmの小さな島だ。
船が停泊しているのが、上陸出来る「ドルフィン桟橋」。

軍艦島03
丘の上に建っている廃墟。ここからだと見晴らしいいだろうなぁ。

軍艦島04
右手前に見えるのが端島小中学校のあった7階建ての70号棟。7階部分は増築したもの。
奥にあるのは端島で最大のアパートでもある65号棟。鉱員社宅だった。

軍艦島05
70号棟を別角度から。

軍艦島06
コンクリートが朽ち、窓ガラスが割れている。
何とも美しい廃墟美を創出している。

軍艦島07
65号棟を別角度から。65号棟はコの字型をしていて、最初に建設された北側の7階建ては、第二次世界大戦中にも関わらず建設が進められ昭和20年に完成。
その後8階・9階・10階部分を段階的に拡張した。

軍艦島08
続いて、上陸はできない住宅地側に回る。

軍艦島09

軍艦島10
端島の西側には鉱員のための集合住宅が立ち並ぶ。長屋を高層化したような社宅など、次々に高層アパートが建設された。島で鉄筋コンクリート造の住宅が建設されたのは、狭い島内に多くの住人を住まわせるため建物を高層化する必要に迫られていたためであり、鉱長や幹部職員などのための高級住宅は木造であった。
人口が最盛期を迎えた1960年には5,267人の人口がおり、人口密度は世界一を誇り、当時の東京の9倍以上に達した。
名状しがたい光景だ。

廃墟美ロマンチシズムとでも言おうか。かつて、こんな小さな島に多くの人々の生活があったのだ。今はただ、静かに朽ちていくのみとなっている。

続き→

幕張向こうのメカニカルエリア 「陸からの京葉工業地帯」

千葉県

千葉県の東京湾に面した海岸部に千葉港を中心として広がる工業地域、京葉工業地帯。
主に埋立地を使っていて、全体的に火力発電所が多いそうだ。

京葉工業地帯01
今回は幕張に行ったついでに立ち寄った陸上からのレポート。
ちなみに「千葉港めぐり観光船」なる船に乗ると、より工業地帯を見学できるようなので次の機会に。

京葉工業地帯02

京葉工業地帯03
JFEスチール東日本製鉄所という鉄鋼の工場。これはもう、ほんのほんの一部。
何ともそそるメカニック要塞が延々と続く。

京葉工業地帯04

京葉工業地帯05
他にも石油化学工場などがあり想像以上に規模がデカい。
加えて、東京に近接および東京と成田空港の間に位置することからコンテナターミナルがあり物流拠点でもある。

陸からだと工業地帯の予告編ってくらいしか見れないので、これは是非海からの姿を見なければならんな。
きっと物凄い光景が待ち受けているだろう。

むき出し岩の男の山 「鋸山・日本寺」

千葉県

鋸山(のこぎりやま)は、房総半島の南部の山。
山は凝灰岩から成り、建築などの資材として適しているため古くは房州石と呼ばれ、石材の産地として、江戸時代から盛んに採石が行われた。
結果、露出した山肌の岩が鋸の歯状に見えることからこの名で呼ばれるようになった。

鋸山1
見所はたくさんあり、まずは鋸山全体が境内といわれる日本寺の「日本寺大仏」。
奈良や鎌倉の大仏より遥かにデカい。パンフレットにも大きさ比較の図が載っている。

鋸山2
「地獄のぞき」。頂上付近にあり、石切場跡の絶壁の上に突き出した岩盤。見晴らしが良く、風が吹くとちょっと怖い程度だが、下から見るとおっとろしい形状をしている事が分かる。

鋸山3
両側から垂直に山肌の岩が迫る独特の風景。

鋸山4
「百尺観音」。大仏同様、岩を彫刻して建立されている。

鋸山5
「千五百羅漢」。破損しているものが結構あり、なぜか首が落ちているものが多い。
“ひとつとして同じ顔がない”ってあるんだけど、だから顔が無いんだってばよ。

鋸山で採石された石材は凝灰岩といって、石材としては軽くてやわらかい部類に入るそうだ。
性質上、風化されやすいので大仏も含め風化に悩まされるらしい。

バブル時代の忘れ物・水上編 「水上温泉」

群馬県

草津や伊香保と並ぶ群馬県で有数の温泉地、水上温泉。

水上温泉1
戦後になって交通アクセスの良さを理由に大幅に規模を拡大した。だが顛末は熱海や鬼怒川と似ていて、バブル期には歓楽的要素が強くなり、飲み屋やショーパブなども多く出店して大規模な風俗街を形成したらしい。
そしてバブル経済崩壊後、団体旅行客の減少や旅行客のニーズの変化に伴って急激に衰退を余儀なくされた。
今回はその廃れてしまったホテルや旅館の冒険。

水上温泉2
最も目立つ廃ホテル、「ホテル大宮」。水上駅の土産屋の並びに佇む大きなホテルだ。

水上温泉3
全盛時代にはさぞ賑わったであろうロビーは天井がはがれ落ち、無惨な姿に。

水上温泉4
反対側から。屋根や壁の朽ち方からも時代を感じる。

水上温泉5

水上温泉6
他にも廃ホテルや廃旅館はちらほら。

水上温泉7
川の向こうへの近道・吊り橋を発見!

水上温泉8
あっ!

水上温泉9
謎の展示物、草鞋。風雨に晒されボロボロに。隣に書かれていないと何だか分からない。

現在では豊かな自然に着目し、一帯をレクリエーション拠点と位置付けスキーやラフティングなどのアウトドアスポーツに力を入れ、かつてのイメージとは違うレジャー一体型の温泉保養リゾートとなりつつある。

情緒的なトンネル駅 「土合駅」

群馬県

群馬県利根郡みなかみ町にある上越線の駅「土合駅」。

土合駅1
「日本一のモグラ駅」として親しまれている「関東の駅百選」認定駅の1つ。

土合駅2
照明はあるが地中深いトンネル内だから薄暗く、それが幻想的で古い坑道を思わせる。
うーん、かっけぇ..。イヤ、この雰囲気がね。

土合駅3
出口を見上げると先が見えない。いや、はるか先に光明が...。階段には段数が表示されている。
よく見ると、明かりの周りだけコケが生えている。

土合駅4
下りホームから駅舎に行くには、ほぼ一直線に伸びる462段の階段(長さ338m)を上り、143mの連絡通路、さらに24段の階段を上る必要がある。階段の中間部付近に休憩用のベンチが設置されているのもうなずける。

土合駅07
ようやく階段の終わりが近づくと、晴れやかな気分になる。

土合駅5
ホームへ向かう連絡通路もこの雰囲気。映画のラストシーンなんか出てきそうな素敵さ。

土合駅6
こちらが地上の土合駅。

この付近で最も主要な観光ポイントである谷川岳ロープウェイの駅まで徒歩だと距離があることから(駅の階段も疲れるしネ)、現在は水上駅や上毛高原駅から谷川岳ロープウェイまでのバスを利用する人が多く、あえて当駅を利用する人は少なくなっている。
もったいなくもあるが、人が少ないからこそ幻想的なこの雰囲気を味わえるともいえる。
お気に入りの駅のひとつを発見しちゃったなぁ。

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