日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

威風堂々お城の市役所 「名古屋市役所 後編」

愛知県

前編に続き、「名古屋市役所」を冒険。

名古屋市役所11
各所に設けられたアーチ型の装飾梁が美しい。

名古屋市役所12
さらに中央階段を1階から見上げると、四角い空間にアーチ型の梁が美しく連なってなお美しい。

名古屋市役所13
1階通路は窓に面しておらず、薄暗い。
壁面と床には正方形のタイルが貼られている。

名古屋市役所15
階数サインはモノトーンのシンプルなもので、右から左に書かれている。

名古屋市役所16
建物の見どころの一つに、庁舎北側の廊下がある。
こちらは5階の廊下だが、全長が約100mもある非常に長い廊下となっているのだ。
ここまで長い廊下は珍しく、映画やドラマの撮影でもたびたび使われる。

名古屋市役所17
窓から見えているのは市役所の内側。
通りから見ただけだと分からないが、ロの字型になっている。このあたりも「愛知県庁舎」と共通する部分。

名古屋市役所18
最後に、中央階段を上階から見下ろした写真を。
吹き抜けを取り巻くように配置された階段が、まるでトリックアートのような非現実的な美しさだ。

「名古屋市役所」は、平日の開庁日であれば見学可能。
モダン建築巡りには、「愛知県庁舎」とセットでオススメである。
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威風堂々お城の市役所 「名古屋市役所 前編」

愛知県

前回の「愛知県庁舎」に続き、今回はお隣の「名古屋市役所」。
県庁舎よりも更にカッチョイイ空間が待っていた。

名古屋市役所01
昭和天皇即位の記念事業として建設され、1933年に竣工した「名古屋市役所」。国の重要文化財に指定されている。
政令指定都市の中での古さでは、1927年竣工の「京都市役所」に次いで2番目。

名古屋市役所02
隣にある「愛知県庁舎」より5年古く、1933年(昭和8年)の竣工。

名古屋市役所03
塔の屋根は二重屋根が特徴で、名古屋城を意識している。

名古屋市役所04
玄関は役所らしい佇まい。

名古屋市役所05
アーチの向こうに見える玄関ホールに...期待が高まる。

名古屋市役所06
その玄関ホールは、やはり圧巻!
玄関ホールや階段の大理石には、国会議事堂でも使われている山口県産の良質の小桜が使われている。この石を使っているのは国会議事堂とこの庁舎だけとのこと。

名古屋市役所07
階段の飾り照明は、陶芸家であり、釉薬研究の第一人者といわれた小森忍の作。
開庁時間中は緑色の穏やかな光が灯される。

名古屋市役所08
建設当初から殆ど手を加えられていないという中央階段は、まさに堂々たる美しき階段。
映画やドラマのロケでよく使わているというのも頷ける。

後編へ→

甲冑を纏った庁舎 「愛知県庁舎」

愛知県

今回は名古屋にあるレトロモダン建築。
帝冠様式としても有名な「愛知県庁舎」。

愛知県庁舎01
1938年(昭和13年)竣工。1階部は花崗岩を張り、上層は城のような白壁の仕上げ。
代表的な帝冠様式といった印象。地上6階、地下1階、塔屋1階。

愛知県庁舎02
入母屋の櫓のような塔が三方にのっていて、頂部には瓦屋根をのせている。
意匠的に優秀なもの、歴史的価値の高いものとして、国の重要文化財に指定されている。

愛知県庁舎03
こちら平日の開庁日であれば見学可能。
ならば是非にと見学したい所存であります。

愛知県庁舎04
さすが県庁舎だけあって装飾などは控えめで、四角い枠に真っ直ぐな廊下。

愛知県庁舎05
大階段はさすが堂々とした格調高いデザイン。
階数サインもレトロモダン。

愛知県庁舎11
照明もモダンだね、やっぱり。

愛知県庁舎07
木製の扉は傷みの激しい箇所も散見。大丈夫なんでしょうか。
文化財だから修復に規定があったり、色々事情があるんだろうな。

愛知県庁舎08
階数案内のこの表示もステキでしょ?

愛知県庁舎09
これは先ほどの大階段を上階から見た図。
いい階段に行くと必ずこれ見ちゃう。我々すっかり階段マニアです。

愛知県庁舎10
建物は大きくロの字型になっていて、窓から見ると建物がグルリと一周している。階段室の斜めに並んだ窓がソソるではないか。
この建物構造は、隣にある「名古屋市役所」ともほぼ共通している。

お菓子とコーヒーと昭和 「喫茶 ボンボン本店」

愛知県

純喫茶好きならご存知かもしれないが、名古屋は喫茶店のメッカ。さらに愛知県は喫茶店のモーニング発祥地ともいわれている。
せっかく名古屋に来たんだから、1軒くらい純喫茶に行っとかなきゃ!

喫茶ボンボン泉本店01
そんなわけで我々が選んだのがこちら。
東区泉にある「喫茶 ボンボン本店」である。

喫茶ボンボン泉本店02
看板がまた昭和萌え~。

喫茶ボンボン泉本店03
1949年(昭和24年)の創業というボンボン。
入り口には木製の婦人像が出迎えてくれる。

喫茶ボンボン泉本店04

喫茶ボンボン泉本店05
ほの暗い店内には小さいテレビ、赤いソファー。
リアルな昭和感が漂う、魅力的な空間が広がっている。

喫茶ボンボン泉本店06
洋菓子の店でもあるボンボンには、コーヒー以外にデザートメニューが豊富。

喫茶ボンボン泉本店07
我々はこちらのご当地グルメという、小倉&黒みつきな粉のクリームトーストをオーダー。

喫茶ボンボン泉本店08
コーヒーはオリジナルのカップで。

喫茶ボンボン泉本店09
小倉&黒みつきな粉のクリームトーストはボリュームたっぷり。
こりゃコーヒーとも合ういいメニューだ。

喫茶ボンボン泉本店10
さすが喫茶店のメッカ・名古屋。老舗の純喫茶は期待通りの名店だった。
ちなみにこちらの建物には「喫茶ボンボン」の他に「ロイヤルボンボン」と、系列の中華料理店「天津楼 大江店」も入っている。

ノアの箱舟・全国版 「明治村 Ⅶ」

愛知県

から前回まで続いた明治村も、いよいよ今回で最終回。
最後も建物界の豪傑達を紹介。

明治村61
まずは東京都千代田区にあった、1911年(明治44年)竣工の「内閣文庫」。
太政官文庫という名で開設された明治政府の中央図書館である。

明治村62
本格的なルネッサンス様式のデザインで、明治のレンガ・石造建築の教科書的作品といわれている。
特に正面中央には高さ7m余の4本の円柱、2本の隅角柱、巨大なぺディメン。その姿はまるで古代ギリシャの神殿建築だ。

明治村63
続いて、明治村にあるもう一つの名作教会「聖ザビエル天主堂」。
京都市にあった、1890年(明治23年)にフランス人神父の監督の下に、本国から取り寄せた設計原案に基づき日本人の手で造られた。

明治村64
日本に渡来しキリスト教の伝道に努めた聖フランシスコ・ザビエルを記念して建てられた教会。
基本構造はレンガ造と木造との併用。

明治村65
長崎の「大浦天主堂」のように、漢字で書かれた「天主堂」が味わい深い。
その下の大きな薔薇窓は直径3.6mを超える。

明治村66
外周の壁をレンガ造で築かれているが、内部の柱や小屋組等を木造で組み上げて漆喰を塗って仕上げている。

明治村67
内部を彩る美しいステンドグラス。幻想的な雰囲気を盛り上げてくれる。

明治村68
最後に紹介するのは重要文化財になっている「呉服座」。“くれはざ”と読む。
江戸時代以来の伝統建築の名残を留める芝居小屋で、元は大阪府池田市・戎神社の近くにあり「戎座」と呼ばれていたが、1892年(明治25年)同じ池田市の西本町猪名川の川岸に移され、名称も「呉服座」と改められた。

明治村69
客席は「平場」と呼ばれ、桝席に区切られている中央の低い部分と、棧敷と呼ばれる廻りの部分からなる。

明治村70
地方巡業の歌舞伎をはじめ、壮士芝居、落語、浪曲、漫才等様々なものが演じられた。
当時の大衆の遊び場、社交場だった芝居小屋の雰囲気をよく留めている。

明治時代に建てられた建築界の豪傑たちに会える「明治村」。
東京都小金井市にある「江戸東京たてもの園」の、まさに全国版。しかも明治時代ときたもんだから、すんげぇわな!
建築好きなら、豪傑建物を見るたびに「これは、よくぞ遺してくれた!!」と感動する事間違いなし!なのである。

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