日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

素泊まり大正モダニズム 「ホテルニューカマクラ」

神奈川県 > 鎌倉市

ホテルニューカマクラ01
鎌倉駅から程近くにあるレトロな雰囲気のホテル。
見落としてしまいそうな小路の入り口に目印の看板がある。

ホテルニューカマクラ02
こちら「ホテルニューカマクラ」は大正時代の建物で、現役のホテル(食事は無く素泊まり)。戦前には「山縣ホテル」という名前で営業していた。

ホテルニューカマクラ03
玄関にはValkommenと書かれている。スウェーデン語との事。

ホテルニューカマクラ04
赤い絨毯が敷かれた玄関と階段周りは、こじんまりとしながらも大正モダニズムを感じる空間。

ホテルニューカマクラ05

ホテルニューカマクラ06
数度の改修を重ねているそうだが、この玄関ホールは当時の趣きある雰囲気を感じる。

ホテルニューカマクラ07

ホテルニューカマクラ08
客間のある2階には、ステンドグラスがある。

ホテルニューカマクラ09
2階にも赤い絨毯が敷かれ、洋室(ベッド)と和室(布団)の部屋がある。

ホテルニューカマクラ10
今回我々は和室を選んだ。線路が近いので駅のホームのアナウンスが否が応にも聞こえるが、そんなところもまた昔のホテルの雰囲気といえる。

大正12年には、31歳の文壇の花形・芥川龍之介と、歌人として有名な岡本太郎の母・岡本かの子と出会った場所としても有名。
鎌倉に泊まる際、レトロ好きなら一度は泊まっておきたいホテルである。
スポンサーサイト

情緒豊かな鎌倉物語 「鎌倉駅・裏口 後編」

神奈川県 > 鎌倉市

前編に続き表口より見どころたっぷりな裏口を歩く。

鎌倉駅周辺31
後編でまず紹介するのは、こちらの城のような大型レトロ建築物「寸松堂」。

鎌倉駅周辺32
1936年(昭和11年)竣工。鎌倉彫の彫師、佐藤宗岳氏の店舗兼住宅で、現在も鎌倉彫の店舗として営業している。

鎌倉駅周辺33
こちらは別に古い建物でもなさそうだが顔に見える顔ハウスだ。
窓の上にあるのは眉毛に見えるぞ。これは意図的じゃないのか?眉毛付ハウスはレア。

鎌倉駅周辺34
この通りは戦前の建物から看板建築、バラックなど興味深い建物が多く見られる。

鎌倉駅周辺35
補修跡が目立つこちらのレトロ建築物も、和洋折衷でなかなかオシャレ。

鎌倉駅周辺37
右から左に「柴崎牛乳本店」と書かれたこちら。

鎌倉駅周辺38
牛乳店らしからぬ凝った装飾が目を引くが、もともと牛乳店だそう。
ただ当初はその造りから、銀行と間違えて人が入ってきたそうだ。

鎌倉駅周辺39
階段の上にある、タダならぬオーラを放つこの建物。

鎌倉駅周辺40
こちらは1908年(明治41年)竣工の「旧諸戸邸」。関東大震災で壊滅的な被害を受けた鎌倉に残る数少ない明治期の建物。明治時代の建物は以降の建物に比べ外観の造形意匠が華やかなのが特徴だが、こちらはその中でも秀逸。
近代に別荘地として栄えた文化や記憶を今に伝える非常に貴重な存在。

鎌倉駅周辺41
今回紹介した鎌倉駅・裏口の街並は、江ノ電で移動すると見られないもの。
体力に余裕のあるレトロ好きな読者諸兄には、是非歩いてみてほしい。

情緒豊かな鎌倉物語 「鎌倉駅・裏口 前編」

神奈川県 > 鎌倉市

鎌倉駅の「鶴岡八幡宮」がある東口を表口と呼ぶのに対し、西口は裏口と呼ばれる。
駅からは多くの人が表口の小町通りに吸い込まれていくので裏口の呼び名にはしっくり来るが、我々的にはレトロ好きには裏口からの町並みがオススメ。

ホテルニューカマクラ02
駅を出てから歩いてすぐの所にあるレトロ建築物は、大正時代の建物で現役のホテル「ホテルニューカマクラ」。

鎌倉駅周辺21
また1933年(昭和8年)落成したという「鎌倉市立御成小学校」も近い。
こちらの正門もともとは御用邸の正門だったもので、架けられている校名の看板は明治・昭和期の俳人・高浜虚子筆によるもの。

鎌倉駅周辺22
体育館なのか、神社仏閣に通じる豪勢な造りの建物が通りからでも目を引く。

鎌倉駅周辺23
屋根の塔のような部分も特徴的だ。
ちなみに学校は敷地のほぼ全域が郡衙跡(遺跡)であると推定され、度々考古学調査が行われているそうである。

鎌倉駅周辺24
こちらは「旧安保小児科医院」。大正13年頃に建てられ、平成7年まで医院として使用されていた。建物の内外部とも創建当時の姿をとどめる貴重な医院建築の一つ。

鎌倉駅周辺25
その並びにある渋い雑貨屋。

鎌倉駅周辺26
というより、カラーバットやおもちゃ刀・銃等が並ぶ子供向けの玩具屋。
店内のあちこちに筆で商品名が書かれていて、これまた渋い。

鎌倉駅周辺27
しばらく歩くと存在感のある洋館チックな建物が現れた。

鎌倉駅周辺28
こちらは1927年(昭和2年)竣工の「旧横浜興信銀行由比ガ浜出張所」。
現在は建物をそのまま活かして「THE BANK」というバーになっている。

鎌倉駅周辺29
こちらは綺麗に塗りなおされているが、看板建築っぽい3軒の建物。

鎌倉駅周辺30
こちらは明らかに戦前に建てられたと思しき純和風の「毎日春日新聞店」。
出桁造りの1階に、寺のような2階が乗っかっていたりユニークなギミックのある木造建築。

後編へ続く。
続く→

風情漂う鎌倉物語 「鎌倉駅・表口 後編」

神奈川県 > 鎌倉市

前編に引き続き、鎌倉駅から「鶴岡八幡宮」のある表口の散策。

鎌倉駅周辺11

鎌倉駅周辺12
若宮大路に接する交差点付近には、「鎌倉中央食品市場」。

鎌倉駅周辺13
昭和臭漂う比較的大きな市場。

鎌倉駅周辺14
年季の入ったバラックの中に小さな店が並んでいる昔ながらの市場の姿。

鎌倉駅周辺15
隣にある「鎌倉市農協連卸売所」も風情ある懐かしい市場の雰囲気漂う。

鎌倉駅周辺16
採れたての野菜や生花が並んでいて、地元民が集まり活気がある。

鎌倉駅周辺17
こちらもレトロ感漂う「丸七商店街」。

鎌倉駅周辺18
東京でも見られる闇市由来の市場商店街と共通する雰囲気。

鎌倉駅周辺19

鎌倉駅周辺20
実際戦後あたりから営業を続ける店もあるとか。

次回からは、レトロ好きには表口よりもオススメの、裏口(西口)を散策。

風情漂う鎌倉物語 「鎌倉駅・表口 前編」

神奈川県 > 鎌倉市

鎌倉時代には日本の政治において最も重要な位置であり、近代には鎌倉文士と呼ばれる作家、美術家などの文化人が集まり住んだという歴史都市「鎌倉」。古都保存法によって乱開発が規制され、古社寺や史跡等文化財が比較的多く残っている。
観光スポットも多い鎌倉においても、やはりそこは冒険紀行。鶴岡八幡宮や大仏の大型観光地にはあえて寄らず、リアルな生活感やレトロな風情を探し歩いて。

鎌倉駅周辺01
鎌倉駅の歴史は古く、開業は1889年(明治22年)。
3代目となる駅舎(現在のもの)に改築したのは1984年(昭和59年)。

鎌倉駅周辺02
市民の要望によって、西口広場に鎌倉駅旧駅舎の時計塔が保存されている。

鎌倉駅周辺03
駅東口は「鶴岡八幡宮」があることから「表口」と呼ばれる。
駅からすぐ見える大きな鳥居の入り口は鶴岡八幡宮の裏参道「小町通り」。

鎌倉駅周辺04
観光ルートとして人通りが非常に多く、土日は特に人でごった返す。
人ごみキライな人は、平日休みがとれた時に行きましょう。

鎌倉駅周辺05
さすが鎌倉、と感じさせるのは、ふと小道に入ると風情ある町並みが現れる。

鎌倉駅周辺06
レトロ建築が好きなら、やはり「鶴岡八幡宮」の参道・若宮大路沿いがオススメ。
明らかに古そうな店舗がポツポツ残っている。

鎌倉駅周辺07

鎌倉駅周辺08
この通り沿いの三井住友銀行もレトロな風貌がイカしている。20年くらい前に建てられ、以前はラルフローレンが入っていたとの情報も。

鎌倉駅周辺09
こちら「湯浅物産館」は1897年(明治30年)に貝細工の製造加工・卸売り店として創業。

鎌倉駅周辺10
横浜の貿易商社を模したという外観は、木造建築の正面に装飾を施した、看板建築の王道。

後編へ続く
続き→

« »

05 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
姉妹サイト
プロフィール

k.shun10

Author:k.shun10
O型天秤座♡
長崎生まれの東京育ち

ブログスカウター
検索フォーム
 
 
 
 
ブロとも申請フォーム
 
 
 
QRコード
 
QR