日本全国冒険紀行

日本全国津々浦々の冒険記。失われつつある追憶の風景・入りにくいけどイイ店・ワンダフルな建築物から知られざるディープスポットまで...全国の面白いものを独自の視点で紹介!!

浪漫漂うクラシックホテル 「旧三笠ホテル Ⅲ」

長野県

に続き、「旧三笠ホテル」。今回は2階へ。

三笠ホテル21
2階に上ると、まずテラス出口がある。
新築時にはここからポーチ屋上に出られたそうだが、諸事情で今はない。

三笠ホテル22
2階の廊下も小ぢんまりとしながらも美しい。

三笠ホテル23
窓の桟の幾何学模様の向こうに木々の緑が見える。
外からでは想像できなかった美しさ。

三笠ホテル24
モダンなカーテンのあるサンルームに、綺麗なガラスライト。

三笠ホテル25
客室には古い軽井沢彫のインテリアが展示されている。

三笠ホテル26
こちら2階の奥のほうにある1号室。

三笠ホテル27
何故か他の部屋に比べ一際暗く感じるが、実はこの部屋には幽霊が出るという噂も。
どんよりした空気が漂い、そんな噂が出るのも分かる。

三笠ホテル28
古い鏡が付いていたりして、この鏡に何か映りこんだりとか。
心霊的要素が確かにある。

三笠ホテル29
先ほどとは別のサンルーム。
近くで見ると幾何学模様の窓が見え、また印象が変わる。

三笠ホテル30
客室が少なく、しかも夏しか営業しない贅沢なホテルは当然赤字経営続きで、所有者が何度も変わった。
昭和45年にホテルとしての歴史に幕を閉じ、昭和58年から一般公開している。

明治時代のホテルで、一時期は放置状態だった建物。それだけに時代の流れ、そして重みを感じる。
現役ホテルの「万平ホテル」とは当然ながらかなり違った趣で、こちらの方がより一層感じるものがある。
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浪漫漂うクラシックホテル 「旧三笠ホテル Ⅱ」

長野県

前回に続き「旧三笠ホテル」。今回はホテルの顔、ロビーへと向かう。

三笠ホテル11
ホテル建物は廃業の時点で浴室など、火災等でかなり消失部分がある。それでも竣工当初の建物のおよそ50%が現存していて、1980年(昭和55年)に「旧三笠ホテル」として国の重要文化財に指定されている。

三笠ホテル12
整備されないままの階段も残っていた。さすがに危険で立入禁止。
段が小さく急な階段だが、カラーリングや雷紋を施す等洋風モダンテイスト。

三笠ホテル13
そしていよいよロビーである。
ロビーは建築当初食堂だったが、間もなくロビーに変えられたそうだ。保存修理に伴い元の状態に戻された。

三笠ホテル14
食堂は、当時では珍しい電灯によるシャンデリア。

三笠ホテル15
何ともオシャレな初期軽井沢彫のテーブルセット。
小ぶりで形が可愛らしく、これは古さを感じさせないデザインだ。

三笠ホテル16
こちらはカウチと呼ばれる寝椅子。
まさに貴婦人に似合う、上流階級色プンプンなインテリアである。

三笠ホテル17
カーテンボックスにはオリジナルの立派なエンブレムが付いている。

三笠ホテル18
こちらはキーボックス。
洋式ホテルなので13号室が無く、逆に4号室・9号室はある。

三笠ホテル19
上流階級の紳士淑女が社交を楽しむ姿が目に浮かぶ、絵に描いたような優雅な空間。
アニメ映画「風立ちぬ」に出てくる軽井沢のホテルを髣髴させる。
「唯一度だけ(Das gibt's nur einmal)」を皆で合唱する印象的なシーン、あれここがモデルだったりして。

三笠ホテル20
2階への階段。
金を釉薬としたガラスライトが美しい。

我々が克目するのが、その和洋折衷具合だ。
当時それほど西洋建築を目にしていなかった造り手たちが、資料などを基に工夫とアイデアで頑張って西洋風に仕上げる。
だからこそ西洋風ホテルなのに、やはり和なのである。これが興味深い。

続き→

浪漫漂うクラシックホテル 「旧三笠ホテル Ⅰ」

長野県

今回紹介するのは、軽井沢に残る貴重なホテル建築「旧三笠ホテル」。

三笠ホテル01
ホテル落成は1905年(明治38年)。翌年に開業した。
日本人の設計による純西洋風建築で、また文化人財界人が多く宿泊したことから、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれていた。
木造の西洋式ホテルとしては札幌にある「豊平館」に次ぐ古い建物で、1980年(昭和55年)5月31日に「旧三笠ホテル」として国の重要文化財に指定。

三笠ホテル02
ココア色の板壁と、白い桟を複雑な模様に走らせた窓。

三笠ホテル03
エレガントな白のカーテンがよりモダンな雰囲気を漂わせている。
湾曲するブラケットも特徴的。

三笠ホテル04
側面からは可愛らしい塔屋が見え、正面とはかなり違う印象。

三笠ホテル05
建物中央にある玄関から入ると、

三笠ホテル06
通常ロビーがあるのがホテルの常だが、ロビーではなく階段が現れる。

三笠ホテル07
そして美しい廊下、サンルーム。
様々な箇所が長い歴史を物語っていて、往時をしのばせる。

三笠ホテル08

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トイレは共同ながら、便器やタイルにいたるまで英国製。

三笠ホテル10
廊下の仕切りにはアーチが施され、西洋風の装飾。

次回はホテルの顔、ロビーへと向かう。
続き→

別荘族の散歩道 「旧軽井沢メインストリート 後編」

長野県

前編に引き続き、「旧軽井沢メインストリート」を。

旧軽井沢メインストリート11
レトロな建物に入っている「軽井沢写真館」。

旧軽井沢メインストリート12

旧軽井沢メインストリート13
アンティークなドレスやスーツに着替えて記念撮影が出来るというこの店。
店先にはサンプル写真が並び、古き時代の西洋紳士淑女に扮した人々の姿が。

旧軽井沢メインストリート14
こちらは軽井沢とは特に縁の無い懐かしおもちゃ屋。

旧軽井沢メインストリート15
小人サイズのウルトラマンも売り物だぞ。

旧軽井沢メインストリート16
そしてウルトラマンシリーズの怪獣達がズラリ。
正直あんまり知らないんだけど。

旧軽井沢メインストリート17
しばらく進んで商店エリアを過ぎると、時代を感じる教会が現れる。

旧軽井沢メインストリート18
こちら「軽井沢ショー記念礼拝堂」は宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーによって創設された。

旧軽井沢メインストリート19
現在の建物の原形が造られたのが1895年(明治28年)。軽井沢最古の教会。

旧軽井沢メインストリート20
そして軽井沢の別荘第一号といわれるショーの別荘。
大塚山に移築したものを、昭和61年に礼拝堂の並びに復元し一般公開している。

宿場町から西洋人によって発展した軽井沢。
時代に合わせ変化し、独特な雰囲気漂う商店街となっている。

別荘族の散歩道 「旧軽井沢メインストリート 前編」

長野県

今回紹介の「旧軽井沢メインストリート」は軽井沢にある商店街。
1888年(明治21年)にカナダ人宣教師のアレクサンダー・クロフト・ショーが別荘を開設し、別荘を持つ上流階級の御用達の商店街として発展した。

旧軽井沢メインストリート01
ペンションブームなどが追い風となって、軽井沢には観光客が急増。当商店街も、徐々に観光客を当て込んだ店が増えていった。
冒険要素は低いが、そんな「旧軽井沢メインストリート」の何とも独特な街並を紹介。

旧軽井沢メインストリート02
まず現れた当商店街ならではの店舗は「ミカドコーヒー軽井沢旧道店」。
ミカドコーヒーは東京都港区に本社を置くコーヒー会社だが、ここ軽井沢にて喫茶店を開設している。

旧軽井沢メインストリート03
「万平ホテル」を定宿としていたジョン・レノンとオノ・ヨーコの夫妻は、しばしばこの軽井沢旧道店を訪れていたという。

旧軽井沢メインストリート04
ミツバチキャラがいっぱいの「天狗屋養蜂店 旧軽1号店」。

旧軽井沢メインストリート05
昭和な香り漂うステキなキャラである。

旧軽井沢メインストリート06
普通の古い商店街だと、所謂ババ服の店がありそうなところ、ここではレースの店がある。
これも軽井沢っぽいざますわね。

旧軽井沢メインストリート07
レトロな造りの「軽井沢観光会館」。

旧軽井沢メインストリート08
元の建物は1911年(明治44年)竣工で軽井沢郵便局舎だったが、そちらは移築保存され、現在の建物は平成になって建てられたもの。

旧軽井沢メインストリート09
隣はパンのおいしそうな香り漂う、1933年創業の「ブランジェ浅野屋」。
軽井沢におけるパン屋の代表格だ。

旧軽井沢メインストリート10
レトロ感溢れる看板も好感触。

後編へ→

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05 2017
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